このところの関心事はこの事故です。前回のブログに続き、不幸なニュースの話になってしまうのですが、身近な場所の話なのでやっぱり残しておきます。
2022年の6月にここの道路が新しくなったと自分が書いていた辺りでの事故でした。
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23(金)8:20amにマスジッドインディア周辺の道路でインド国民の女性(48歳)が歩行中、地面が陥没、8m深さのsinkhole(陥没穴)に落ちました。体は地下の水道管の水流によって流されたとみられています。
今朝のニュースによると、また1つ新たな陥没穴が(金)の現場から50mの所に発生しました。現場は警備員によって封鎖されていました。
昨夜の大雨の後、今朝28(水)2:30am頃に発生と報告されています。
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マンホールの周りの捜索活動がありました。大雨と陥没穴の大量の瓦礫により、捜索はより困難になりました。高圧水噴射を使用して瓦礫を切り裂いています。救助隊は強い流れと視界がゼロの中で下水道の奥深くに飛び込んでいます。大雨は困難を増し、ダイバー自身の命に危険をもたらします。その穴には下水排水溝やその他の排水溝があります。本当に深いです。
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今度は、地上通貫レーダー(GPR)を用いた捜索が行われています。
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マラヤンマンションの住民の話によると、数年前にも同じ事が同じ場所で起きたのですが、その時は幸い、怪我人は出ませんでした。
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sinkholeとはWikipediaによると、石灰岩・ドロマイト地域で地下に空洞が発達し表層が崩落して生じる陥没孔である。とのこと。
マレーシアだから起きたって訳ではないんですね。日本国内でも下水管に起因する道路陥没事故が年間4,000-5,000件程度起こっているそうです。知りませんでした。
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(金)以来、外を歩くのが怖いです。
日頃から、排水溝の上の、鉄やコンクリートの蓋には乗らないように歩いていますが…。
普通の道部分が陥没とは予想外過ぎてどうしていいものか。
窪み、ヒビ割れ、新し過ぎる表面の道路などを見たら、舐めないで回り道するとか、今まで以上に警戒心が必要かと思っています。
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(追記:2024.09.02)
8月31日、首相府の大臣は、9日間の広範な努力の後、政府がSAR(Search and Rescue)活動を終了することを決定したと発表しました。
被害者の家族は、9/1(日)にインドに帰る前に陥没場所で宗教儀式を行いました。
タイムライン。