いつかロングステイ!⇒ 今マレーシア

香港での出会い

香港島では、現地在住の、アジア系ご夫妻とお近づきになる機会があった。
中華料理店の7人がけくらいの大きな円卓で、私たち二組が相席になったので
親切にしてもらった。
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私たち二人の前に、最初にお茶と、食器類、ボウルが出てきた。
「あー、ボウルの中でお茶かけて洗うようなこと、本に載ってたな。
ちゃんと見てくれば良かった。分かんない。」と思いつつ、
平皿まで全部入れようとしたら、
おじさんが慌てて「違う、違う。」って感じで教えてくれた。
ボウルに湯のみをかざし、それに茶を注いで洗う。その茶で箸も洗う。
スープやチャーハンの取り皿もその茶で洗う。
それか、新しい茶をそれぞれにかけて洗う。その辺は人によって違うみたい。

教えてくれた後、おじさんが「ビールはどうだ?」と誘ってくれたのだが、
お断りしてしまい、途切れる。
なんとなく近づいたらいいのか、別々として過ごしたらいいのか
わからない距離感に戸惑っていた。

次におじさんたちのカニチャーハンが来て、すっごい豪華だったので
「おぉー!」って目が合った。すかさず、おじさんが取り分けてくれた。
せっかくなので遠慮なくいただく。

次にはなんとダックのフィンが!なんと、「一つどうぞ。」と取ってくれたが
「ひぇ~!」なのでお断りした。夫が食べるのも「ぎょえ~!」なのでそれも阻止。
器に入った鳥の足を見るのは、自分の人生ではありえない状況。
でも、目の前でご夫婦が足ひれにかみついているのは意外にも見ていられた。
つくづく、鶏の足ではなかったことに感謝。多分、こみあげてしまったと思う。

チャーハンをいただいたお礼というか、お近づきのしるしに私たちもビールを頼んで
注がせてもらい、4人で歓談。
15年も香港に住んでいらっしゃるとか、レパルスベイやスタンレーがいいとか、
ピークには夕日も見れる17:00頃行けとか、ブッダ半日、ディズニーは夜でOKとか、
いろいろ教えてくれた。
広州に行くと言ったら、ポケットに気をつけるようにとも言っていた。

英語の会話なのでこちらは話せる文を選んでだし、聞き取りも頑張るようだったけど
表情ではノリノリなのを伝えられたと思う。
あまり食べた気はしなかったけど、楽しく話せて良かった
すがすがしく挨拶と握手を交わし、二人は去っていった。
同席したのが優しいおじさんとおばさんで良かった。

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