真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

スバル純正 エンブレムであーるつー

2015-01-12 13:33:29 | SUBARU R2 i

 連休で祝日ですが、どうしても片付けておかなければならない所用があって身動きとれず。ということで、その合間を見ながら、とりあえずのR2いじり。


 時間がないため小ネタですが、先日入手したスバル純正エンブレムの取り付けを行います。


 ボディの脱脂を行った後で、とりあえずエンブレムを車体に貼ってみて位置を確認。糸などを使って正確に測った方が綺麗に貼れるのでしょうが、小さいエンブレムなので感覚でいきます。元から付いているR2エンブレムは、リアドアの形状に沿って微妙に右上がりに貼ってある。


 マスキングテープで位置決め。すごく適当というか、だいたいの目安。


 貼り上がりは、このような感じ。思ったよりエンブレムが小さい。R2エンブレムと高さをあわせようかとも思ったが、少し高さをずらして地面と平行に貼りました。


 エンブレムが小さいということもあって、あんまり違和感はない。というか、R2オーナー以外の人は言われても気がつかないはず。


 スバルエンブレムの下に、何かもうひとつ貼れますな。そういえば、以前に特大の六連星エンブレムもオクで落としてもっているのだが、こちらは使い道が思いつかない。


 これだけだと、なんかすごく地味。


 スバル純正品なので、プラスチックですが質感はいいです。ネットショップでブラッククロームを施したスバルエンブレムが5,000円くらいで売ってましたが、純正で取ったら幾らぐらいするんでしょうね。


 買い物に出かけた出先で、ステラカスタムに遭遇。ベーシックグレードのステラは、まま見かけますが、こちらは絶滅危惧種並みに見かけない。最後のスバル軽乗用車ということで、そのうちプレミアカーになっていくと思います。R2がベースになっているとは思えないほど、今風の顔で車格も大きい。今現在につながるスバル顔という感じもあり、高級路線というか見ただけで実にわかりやすい。


 R2なんて冒険をせずに、これを最初っから出していればスバルの軽は…なんて。元々スプレッド・ウィングを使ったのは、ブランドイメージの確立のためでした。トヨタの傘下に入ってからは、軽を止めて高価格帯の車に絞る戦略により、アメリカで好評を獲得してプレミアブランドのイメージを確立しつつあって、回り道をしたスバルの最初の目的は達成されつつあります。これは喜ばしいことだと思いますが、開発費とかはそんなにかからないでしょうから、サンバーくらいは残してほしかった。


 次は、ハンドルカバーとホイールカバーをいじりたい。なんかドレスアップの方向性が違ってきてますが、ベースグレードなりに楽しみ方がある。


 ということで、とりあえずの小ネタ。スバル純正エンブレムの取り付けでした。

カー用品店であーるつー

2015-01-11 15:36:37 | SUBARU R2 i

 ということで、R2が来てからは、足として毎日のように使用しています。とりあえずは、買ったまま乗っていましたが、ぼちぼち必要な用品を買い揃えることに。



 まま綺麗な個体なのですが、新しい車と並ぶと、どうしても10年という時間の経過は隠せない。R2のようなデザインの車は、最近ではありませんので、デザイン自体の古さもあるかと思いますが。


 古く感じる一番の理由は、やはりライトカバーのくすみ。黄ばんでいるとか、曇っているというほどではないが、一番劣化を感じさせる部分。とりあえず、プレオでも使っていたアクリル用のウインドウクリーナーで磨いときます。


 後は、黒いプラスチック部分でしょうね。プラスチックが劣化によって白けてくると、どうしても古さを感じる。プラスチックの劣化による白けは、シリコンスプレーを吹いてやれば、ある程度はカバーできます。


 室内がベージュのため汚れ防止にフロアマットと座布団を準備した。どちらも500円の安いもの。


 プレオに取り付けていた、スバルのアクリルネオンを移植しておきます。いらないといえばいらないのですが、車に付ける以外には、置き場所もないし、使い道もないので。


 R2は、ウエストラインが高く窓が狭いデザインのため、ドアを閉めてしまうと実は外からはあまり見えない。


 スバル純正のクロームエンブレム。新品をオークションで900円ほど。純正品は、まともに買うと意外と高い。R2のリアは、R2エンブレムのみとリアが寂しいのでエンブレムを追加します。


 ということで、カー用品店に向かいます。以前は、毎週のようにカー用品店に通って、カーグッズをあさっていましたが、ここ5年くらいほとんど行かなくなりました。オートバックスが自社でガライヤ(Garaiya)というスポーツカーを開発したりと、一時期はカー用品業界も賑わったようですが、最近はどうなのでしょうね。


 カー用品店に向かう理由は、ハンドルカバーとホイールカバーのチェック。これまでは、どちらも見向きもしなかったグッズでした。以前は、MOMOやNARDIにハンドル自体を変えてしまってましたし、アルミホイールを付けていました。このベージュのハンドルだと、カバーを付けておいた方が手垢のなどの汚れの面で良さそう。


 ということで、カー用品店に到着。正月のセール期間は終わってますが、安売りの目玉商品がまだまだ残っていました。ハンドルカバーとホイールは、あまりピンと来たものがない。オークションの方が良いかも。


 とりあえず、エステー化学のクルマの消臭ポットを購入。500円→100円でした。


 カー用品の座布団。一枚400円。このようなカー用品の座布団は、安いものでも1,000円くらいからしますので、4つそろえると4,000円ほどとそこそこの出費になります。これは、ステラ用に購入。


 正月の汚れを落とすため、洗車機にかけます。購入したときに、車屋さんが磨いてくれていて、購入してから半月ほどしかたってないので、まだそこまでは汚れてないのですが、気分的なもので。


 iのグレードは、ミラーも手動。後付できる、純正品の電動ミラーキットもあるみたいですが。


 洗車の間、暇なのでR2ベーシックグレードの室内インプレッションをします。


 この軽トラのAMラジオのようなカーオーディオも買えたいところですが、オークションで純正未使用品が500円で出ていたが、買い逃した。CDは付いているし、機能的にはそれで十分といえば十分なので、当分はこのままいくかな。


 プレオは4スピーカーでしたが、R2はどのグレードを選んでも2スピーカーみたい。しかも、音もあまり良くはありません。社外品に変えるのは簡単そうですが、どうなんでしょう。


 ドリンクホルダーは、押すと飛び出してくる方式。使わないときは、ダッシュボードに隠れている。壊れるのがいやなので、使いません。ドリンクホルダーは、後付でいくらでも取り付けられますので、別にいらないとは思いますが。


 グローブボックスは、最初開け方がわからない。正解は、スイッチがここについている。


 R2は、収納には気を使った車ではないということですが、さすがにこれはどうなんでしょう。車検証入れすらまともにはいらない大きさとは。これらの反省から、ステラでは子育て中の奥様を対象に、至れり尽くせりの仕様になっていた。


 今どきは当たり前なのかもしれませんが、乗り降りの際の手すりは、使わないときには畳まれるという作り。スバル車は、ほかの大きな車種もこうなっているよう。ただし、ベーシックグレードだからかもしれませんが、助手席側に一個しか付いていない。


 バニティミラーは、プレオと比べると豪華になっている。そもそもR2は、女性がメインターゲットだったので当たり前といえばあたりまえなのですが。i以外のグレードでは、バニティミラーの上に照明が付く。それでも、今どきの照明内蔵のものから考えると、貧弱に感じる。


 ほかのグレードではどうなっているかわかりませんが、iではマップランプが付かない。プレオRSだとマップランプと、小物入れが備わっていた。この辺りの貧相さは、思いっきり軽自動車しています。


 プレオやステラでは、足踏み式のブレーキだったが、R2では一般的なサイドブレーキになっている。ベージュでカバーしてあるので、なんとか見られるといったレベルにはなっていますが、いかにも軽自動車らしい作り。後付でブーツとかつけたら良さそう。


 純正のフロアマットもベージュ系になっていて、これはお洒落。この辺りは、高品質、高級な軽を作りたかったというコンセプトが生きているような気がする。


 ミラーやドアロック、パワーウインドウのスイッチ。iでは、電動格納ではないので、その部分には蓋がしてある。


 運転席以外だと、ほかには何も付いてないこの潔さ。プレオもステラもドアは布が張ってありますが、R2ではこれもオールプラスチック(グレードによっては違うかも)。しかし、色使いとデザインのおかげか、それほど安っぽかったり、プラスチッキーには感じない。


 グローブボックスの上には、蓋のない収納棚がある。旧フィアットパンダでもこのようなアイデアを使っていた。使いやすいかといえば、上が開放されていた旧パンダのものと比べると、狭いので使いにくい。その上のパネルも開きそうな気がするが、ここは単なる飾りなので開かない。もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。この開放棚の中に、隠しポケットがある。


 2スポークのハンドルは、安っぽいという気もするが、これは元ネタの旧R-2へのオマージュらしい。スバルのマークが、なんとなく化粧品か何かのマークみたいに感じる。


 このようにとにかく、物を置く場所に困る。椅子の上に直接置いておくか、スーパーの袋をぶら下げておくか。


 R2では、ドアシールが2重になっている。これにより風きり音などが低減されたり、ドアを閉めた時の音に安っぽさがなかったり、車の密閉感が向上している。R2のドアを閉めるのは、実に気持ちいい。こういうところは、高品質感を出すのに大事だと思うが、こういうところにコストをかけても、売りにはならないのが残念。


 ということで、カー用品店に続いて、ホームセンターに移動。ここでも、ハンドルカバーとホイールカバーを物色。


 洗車機により撥水コーティングを終えたR2。フロントライトの透明感もまずまずですね。


 ほかの車の中に入るとまぎれてしまいますが、単体で見ると小さくて丸くて可愛い車体。衝突安全性だとか、室内空間重視だとかの時代になっていますので、小さくて、軽くて、丸くて、可愛い車体というのは、ほんとうに貴重。姉妹車のR1とか、現役時には月間100台とかしか売れなかったのですが、今では完全にプレミアムカー扱いになっています。女性向けの低コスト車だったエッセが、走り志向の若者に人気というのも良くわかる。今のスポーツカーやホットハッチは、維持費用も含めて高価ですから、これが(安価で入手可能なことも含めて)昔でいうところの、ホットハッチやボーイズレーサーなのでしょう。


 パールホワイトなのでわかりにくいですが、車体への写りこみもこのレベルには保たれている。


 足代わりの10年落ち中古車でも、なるべく車体の綺麗なものを選ぶのが良いですね。


 ホイールを変えてやれば、少しはおばちゃん臭さも取れるとは思うのですが。テッチンホイールのホイールカバーも調べてみると、ファッション性のあるものがあって意外と奥が深かったりします。ハンドルカバーもスパルコなどのブランドものもあったりして、考えてみるとエアバック装着が当たり前の時代となりましたので、ハンドル交換というのも昔ほどはし難い。ハンドルカバーもよくよく探せば奥が深いかも。


 車体がほとんど白系なので、アクセントが欲しいかな。


 リアは、R2エンブレムしかないのでシンプルすぎて寂しい。ここにスバルエンブレムを追加します。さすがにベーシックグレードだと、なんちゃってSTIエンブレムもどうかと思いますので。


 ということで、R2でカー用品巡りでした。

おでかけなのであーるつー

2014-12-31 15:33:13 | SUBARU R2 i

 ということで、思いっきり歳末なんですが、何日か使用してみてのR2のプチインプレをやります。インプレとはいっても、ベーシックモデルのiなので街乗りでの使用感ということになります。


 プレオを買った時は4月でしたので、日差しも強くてよい写真が簡単に取れたのですが、冬ということもあって曇りがちだったり、日差しが弱かったりでなかなか良い写真が撮れない。こちらは出先の電気店の屋内駐車場にて。歳末ということもあって、郵便局やらなにやらあれこれと用事を片付けます。


 おばちゃんのお買い物グレードなので、日常の足としてはほんとうに何も考えずに乗れる。2ドア版のR1は、てんとう虫スバル360のイメージで売っていましたが、R2も真横から見るとほんとに丸い車です。同時期に注目を集めていた、NEWフィアット500にもどこか似ている。


 前車のプレオも20万円台後半という価格の割には綺麗な個体でした。10~20万という価格帯の車だと当然やれているものが多いのですが、これも外観はかなり綺麗な個体。グレードには目をつぶって外観の綺麗さで選択した。


 タコメーターもCTVの変速も何もついてない車体だと、いじるところがないのでほんとに移動の手段になります。


 スバルのすべての軽自動車に使用されていたEN07型のSOHCで46馬力というエンジンのため、飛ばそうという気にすらならないが、街中ではあまり意識することなく流れに乗れます。軽のベーシックグレードだと、振動もエンジン音もうるさくて、エンジンを回してなかなか前に進まない軽トラみたいな乗り心地を想像してしまいますが、今はもうそれも昔。今どきの軽はさすがにベーシックグレードでもそれなりに質感は保たれている。そもそも、行きつけの車屋においてあった旧フィアット500(チンクエチェント、ルパンのフィアット)を血迷って買おうとしていたくらいなので、非力なエンジンを回して小さくて軽い車体を引っ張ってパタパタと走るというシチュエーションは嫌いではない。


 プレオのスーパーチャージャー付きDOHCエンジン、ステラのNAのDOHCエンジン(R2のRグレードに相当する)、このSOHCエンジンとEN07型エンジンのタイプは一通り体験したが、街乗りで使用している分にはそれほど違いはありません。スーパーチャージャー付きのプレオは、上まで回すとバイクの4気筒エンジンのような良い音がしたが、素のSOHCだとまわすと苦しげな頭打ち感があるので、あまりまわしても楽しくはない。プレオ、ステラとも超えているR2の美点としては、やはり特筆すべきはそのボディのしっかり感。アーチ型の車体と、ドアや窓など開口部が狭いということから、ほんとにしっかりしている。これは、後継車のステラでも味わえないR2独特のもの。


 高速とか、山道はまだ体験していないが、そこはあまり向いていないでしょうね。一人ならなんとかなるが、4名乗車だとどうなんでしょう。このようなターボも付いていない小さな車は、簡素なシティーコミューターとして捉えるなら、それで十分なのでしょうけど。プレオとは燃料計のスケールが違うようなのでどれくらいかはわからないが、燃費も結構良いみたい。


 ちょっと日差しの強い場所だと、車体の綺麗さがわかります。安い価格帯の車でも、車体の綺麗なものを狙ってやれば、車を買った満足感も少しだけ満たせる。


 こちらは公園の駐車場にて。


 車体色がパールホワイトということもありますが、白いベーシックグレードだと本当に地味。おばちゃん臭がする。スーパーの駐車場などに置いていると、溶け込んでどこにあるのかわからなくなる。同じベーシックグレードと思わしき白のR2とすれ違いましたが、おじいちゃんが乗っていた。車は走ればよいということで購入し、大事に大事に乗っているんでしょう。この車もそのようなオーナーのものだと思います。


 R2は、イエローやグリーンなど、パステル調の軽いカラーが、そのポップさや可愛らしさを強調して似合う。このパールホワイトの素のR2だと、どう考えても若い子やおしゃれな奥様は乗っていないような気がする。


 ベーシックグレードなので金をかける気はありませんが、エンブレムやステッカー類などで、ある程度はおばちゃん臭を払拭したい。


 登場したときには、変な顔ということで2年くらいで早々にフェイスリフトされてしまったが、今となってはこちらの顔の方がR2の個性を強調していてよいですね。こんなに(ぶさ)可愛いシティーコミューターはそうないのに。スバル360くらい売れて、新たなスバルの国民車となって欲しかったくらい。


 iだとヘッドライトもハロゲン。ここで、顔の印象がだいぶ変わる様な気がします。


 室内です。まだフロアマットやシートの座布団やら、何にも買ってない状態。R2の室内はアイボリーなので、汚れには弱いと思います。ベーシックグレードなので、いっそハンドルカバーなんかもありかも。


 シフトレバー。プレオのワゴン車みたいなコラム式から一般的なタイプへと変わった。Sだと7速に変速ができるマニュアルモードが加わる。Rだと、ここにエコモードスイッチが備わる模様。シガーライター用の電源は備わっているが、なんと灰皿がない。今どきの車には、付いていないんでしょうか。一応、室内禁煙車なので別に使いませんが。


 この軽トラのAMラジオみたいな純正オーディオは、最初見たときなんとかしてくれと思った。ステラなどに装備されているこれのホワイトバージョンだと、インパネにもマッチしていて、まだ見れるのだけれど。でも、一応CDは付いているし、なんか味があるような気もしている。


 アイボリー調の車内なので、とにかくやわらかい光が差し込んでくる感じ。このあたりは、R2の売りだった高品質感を感じる部分ではあるのだけれど。


 後部座席は、冗談なしにこのレベルの狭さ。ミラやアルトなどセダンタイプの車とほぼ同じレベルでしょうか。もっとも後部座席ににも人を乗せたら、iの場合だとエンジンのパワー方が足りないでしょうが。


 ベーシックグレードの軽なので、タコメーターはなし。同じCVT付きでもDOHCエンジンを積んだRからは標準装備されている。iとRでは、MT車も選べるので、よってR2で最もお勧めなグレードは、RのMT車ということになる。CVTなので別にタコメーターいらないといえばいらないのだけれど、エコ走りがしたい場合にどのくらいエンジンが回っているのかがわからない。ここが一番気になる点。最初に手を入れるところとして、後付のタコメーターを付けたい。水温計も省略され警告灯に簡素化されてしまった。


 この車のおばちゃん臭を強調しているポイントその2。このよくわからない謎のホイールカバー。実は、純正のものが一個だけ欠品で、車屋のおやじがわざわざ新品を付けてくれた。10年を超過した車なので、古臭い純正品より新品の方が気分的にも良いといえば良いのだが、どうも浮いている。


 プレオのガンメタの純正アルミを移植することも考えたが、車屋のおやじがタイヤも新品にしてくれたので、もったいないからそのままになった。ちなみにダンロップのエコタイヤと、もう何から何までおばちゃん臭い。ちなみに7,000円ほどで買ったガンメタの純正アルミは、1万円で売れた。


 プレオやR2純正のアルミホイールを中古で買って装着することも考えているが、今履いているタイヤが終わるまでは、このままいくと思います。ホイールカバー自体は、1,980円~くらいからと安いので、タコメーターに続いてまず手を入れるべきポイントはここかな。


 ということで、歳末の街乗りプチインプレッションでした。それでは、皆様良いお年を。

軽なのであーるつー

2014-12-29 12:02:17 | SUBARU R2 i

 と言うことで、久々の更新なのですが、車を換えました。10万キロ突破したマンダリンイエローのプレオRSが、3月車検ということで、タイミングベルト&ウォーターポンプを交換するか、乗り換えるか、どうしようかというタイミングでまさかのベルト切れ。急遽足が必要となりました。


 同じタイミングでPCも壊れて、年末だというのに勘弁してくれという状態になった。どうしても足が必要なので、そうそう悠長に車選びもやっていられないことから、その日のうちに即決しました。次の車として選んだのは、プレオの後継としてスバルより2003年に登場したスバルR2。初期のR2のラインナップには、スーパーチャージャー&7変速CVTの付いたSと、新開発の可変バルブDOHCエンジン搭載のR、SOHCのエンジンを積んだベーシックなiがあるのですが、これは素のクローバーエンジン搭載のパールホワイトのi。これにした理由は、単に一度R2に乗ってみたかったから。


 足に使うので修理の際に引取りに来てもらったり、代車を貸してもらったりすることを考えて、都合の良い近場の店より購入。距離数は約70000キロで、価格は20万円台後半。R1やSはこの値段では買えないし、Rがコミコミで30万(色がワインレッド)というのもあったが、車体の綺麗さをとってこれにした。iだともっと安く買えるかもしれないが、店主のおやじが良い人ということが良かった。タイヤとバッテリー、ホイルカバーを新品にしてくれた。ちなみにPCは、ウインドウズ7とマイクロソフトオフィス搭載のヒューレット・パッカード社製のものを、モニター、新品キーボードとマウス付で約2万円で買ってきた。こっちの方が、お得度は高かった。


 ブタ鼻とか言われて、大変不評だった航空機をイメージしたスプレッドウインググリル。アルファよりスバルのデザイナーとして招かれたギリシャ人デザイナーのアンドレアス・ザパティナス氏の監修によるもの。当時は、不細工やなと思ってましたが、今見るとかわいく感じる。BMWやアルファのイメージで、欧州のバブルカーっぽい気もします。


 売れなかったもうひとつの理由が、ワゴン全盛でスペース効率至上主義だった当時のマーケットにおいて、スペース効率に背を向けてデザイン優先としてしまったこと。でも、半円のアーチを描くボディは、ヨーロッパあたりのコンパクトカーを連想させてくれる。


 女性がメインターゲットだったこともあり、ミラーは逆三角形と非常に凝っている。


 これは、素のiなので可倒式電動ミラーさえ付いていない。でも、このミラー意外と見やすい。


 プレオでも、その後継のステラでも後部ドアやウインドウは目一杯広く取ってあった。スペース効率やら、そんなことおかまいなしにデザイン優先でやった証。


 リアランプのデザインが非常に凝っている。実際に所有してみるまでは、気づかなかったが、軽自動車としては珍しい部類に入るのでは。


 ウインカーとサイドのラインが繋がっている。


 ドアハンドルもサイドのラインと一体化するようにデザインされている。


 リアのこれは、ウインカー風のダミー。なんか、イタ車なみにあちこちのディティールが凝ってます。日本的なかっこよさだったプレオやステラと比べても異質。顔のインパクトが強すぎて、そこばっかりが注目されがちですが。


 内装は、後継車であるステラとほぼ同一。R2の不振を受けて、急遽開発されたステラが、いかに急ごしらえだったかを物語る。女性向けなファンシーな内装ですが、意外と高級感やら高品質感はある。ステラと同じですが、車体が小さいため包まれ感があって、乗った印象はだいぶ異なる。スポーツカーほどではないですが、なにかやる気にさせてくれる。


 現在のスペース効率の軽に慣れていると、ちっちゃと感じるリアのドア。でも、ドアを閉めたときのしっかり感はあって、安っぽくは感じない。この車の車体のしっかり感は、隠れた長所のひとつだと思います。


 プレオやステラと比べても、あきらかにせまっと感じる天井。1520ミリはあるので、セミワゴン程度の高さはあるのだけれど、屋根が半円状にラウンドしているデザインなので、天井、リアドアともに後部座席を圧迫する。


 軽自動車は、スペース効率や生産性の効率から四角いデザインが多いけれど、円をモチーフにしているということがわかります。見ようによっては、50年代とか60年代とかの古い欧州車みたい。


 昔乗っていたプントにも似てる。アンドレアス・ザパティナス氏は、フィアットにもいてバルケッタをデザインされたそうなので、何かしらつながりはあるのかも。


 後継車ステラにも引き継がれた、リアのエンブレムがリアドアのオープナーになっているという小技。そのため、スバルの中でも大きなエンブレムを使っている。


 トランク部は、このありさま。本田のN-ONEがデザイン優先でそこそこ成功しているが、昔のデザインイメージの復活(スバル360)、スペース効率ではなく高品質や個性の優先と言う意味では、R2がその先駆けだったのかも。失敗というイメージを持たれているが、販売台数目標8000台に対し、初年度の月間4800台ほどと、そこまで売れなかったというわけでもない。町でもよく見かけるし。ただスバルの軽の屋台骨を支えるモデルとしては、個性が強すぎたと思う。個人的には、小さい車好き、丸い車好きなので、良いデザインだと思います。


 走りに関しては、素のエンジンを積んだベーシックモデルなので、特筆すべきこともない。4気筒のクローバーエンジンはなめらかに回って静かだが、あんまり上の回転までは回らないし、うるさくなるので回す気も起きない。ボディ重量がプレオより70キロほど軽くなり、ボディ剛性が上がっているそう。プロジェクトXとか見ると、スバル360のあの形は、薄い鉄板を使用して剛性を上げるために、あの丸っこい形が採用されたのだそう。R2も半円形のアーチを描くボディなので、その形が剛性向上に貢献していると思う。



 おばちゃんが乗っていたような素のモデルiなので、趣味性は薄いのですが、使用目的として足としての要素が大部分なのでこれで十分といえば十分かな。ということで、R2ネタを混ぜつつぼちぼち更新していきます。