ということで、STI Genome ストラットタワーバー後編・取り付け編です。長くなりましたので、前後編に分けてあります。
前回、エンジンの火入れは行いましたので、10回ほどのキックで目覚めました。アクセルを捻るとストールする状態から、チョークを引いて回転を安定させます。4、5ヶ月前までは、毎日使っていましたので、走り出したら特に問題なく回転が上がっていきます。
緑地公園脇の坂道を、問題なく駆け上っていきます。
カブの系譜に繋がるホンダ原付なので、あまりに燃費良すぎて、たまに走る程度ではガソリンをなかなか消費しきれません。以前は、一回給油で半年~一年そのままでした。ガソリンは古くなると悪くなるので、ある程度は消費して新しいものを入れてやる必要があります。
おやじの聖地ホムセンに到着。個人的には、それほど好きではないのですが、やはり車・バイク弄りをする際には通わざる得ない。
帰路。とりあえず天候が悪くなってきました。
久々にドリーム50を出したのですが、軽トラのお父さんにまじまじ見られました。元ネタのレーサーが活躍した60年代を知りませんが、その年代の人には刺さるみたい。
少し小雨に降られましたが、無事到着。
瞬間的にスコールのような雨が降ったり、止んだりの天気。その度に何度も作業が中断されます。
気を取り直して、そのままの状態にしておいたプレオに戻ります。
ホムセンに行って購入してきたのは、T字レンチ。エンジンルームが狭くてほとんど手が入りませんので、プレオの整備をする場合には必須です。
今度は、問題なく両方ともボルトが外れました。
ここで、新たな問題発生!入らない。オークションで落とした中古なのでパーツが歪んでいる、この車は中古車のため事故や経年劣化で車体に歪みがある、この前バンパーとアルミを擦りましたのでサス取り付け部が歪んでいる、そもそもパーツの適合が合ってない、と可能性は一杯あります。暑いし、雨は降ってくるし、バッテリーは外れているしで、もう泣きそう。とりあえずバッテリーを戻し、再度ボルトを締めなおします。作業場所を少しでも平坦な場所へと移動。その後、再び恐る恐るはめてみますが、ボルトとブラケットの穴の位置がずれており、やはり入りません。
どうしようと、引っ張るような感じで押し込んでみたら、するっと入りました。
車の部品なので、まさか人間の力でどうなるものでもないという先入観があったのですが、多少の力技は必要みたい。
ということで、あわててボルトをはめ込みます。いや、あわてる必要はありませんが。
たかだかタワーバー取り付けにえらく時間を喰いましたが、ひとまず装着完了。半日ほどかかりましたが、段取りがわかっていれば1時間もかからないと思います。また本来は、タワーバーは前輪をジャッキアップして、車体の重量がかかっていない状態で取り付けるのが効果的なよう。そのような道具もないため、ひとまずはこれで良しとします。
とりあえずドレスアップパーツとしての効果は抜群。ボンネット内が明るくなります。いや明るくなっても仕方ないのですが。
構造上スペースがないため、ボンネット内上方にバーを逃がしてますので、なかなか目立ちます。プラグコードは、バーより手前にバーを跨いだ形で取り付けられているパターンが多いよう。これも見た目の印象の問題なのでしょう。
とりあえず、中古のバーなので超微粒子コンパウンドで磨いてやります。
えらく疲れましたが、STIロゴがなかなかいい感じ。
肝心のタワーバーの効果ですが、(マイルドな性能ということもあって)街乗り程度ではわからないかとも思ったのですが、動き出した瞬間からわかります。プラシーボ効果もあるのかわかりませんが、ボンネット部の塊感(箱感)が強くなって、揺さぶられや振動も少なくなっています。前輪上部を繋いで固定してますから、その感覚はハンドルを通して意外とわかるものです。走り的にどうなのかは、わかりません。またミニインプレをやりたいと思います。
ということで、STI Genome ストラットタワーバー・取り付け編でした。