ということで、久々のプレオネタ。トミーカイラのエンブレムをオクにて入手。一枚1,050円のものが、2枚で980円で出ていたので落としてみました。
トミーカイラ TOMMYKAIRAとは、チューニングメーカー・トミタ夢工場のブランド。創業者の冨田 義一氏と、副社長の解良 喜久雄氏の名前を取ってトミー・カイラということのようです。京都のメーカーで、チューニングカーだけではなく自社オリジナルの車両も開発するなど、昔あった童夢-零を思い起こさせるところもあります。2003年に倒産し、Tommykairaブランドはオートバックスに移っていたようですが、現在では別の会社として運営されているようです。
トミーカイラと言えば、同社オリジナルのスポーツカー・トミーカイラZZ。ベスモの1997年4月号に登場。ポルシェボクスター、ルノー・スポールスパイダー、ロータースエリーゼ、BMW Z3、ロードスター、インテグラタイプR等、そうそうたるスポーツカーに混じって一歩も引けをとらないパフォーマンスを発揮していました。
トミーカイラZZの2代目の開発がオートバックス・スポーツカー研究所(ASL)へと移って、あのガライヤ(我来也)へと繋がったようです。その後、トミーカイラZZの権利は冨田氏の元へと戻り、現在は新たにEV車として登場しています。
で、プレオとトミーカイラの繋がりですが、初期型のプレオRSがP-tuneとしてトミーカイラより発売されていました。トミーカイラが手がけた軽自動車としては、ワゴンRとプレオのみだったようです。ということで、なんちゃってエンブレムとして、エンブレムチューンに使用します。
久々登場のプレオ。毎日の足として普通に使っています。
1枚だとフロントかリアですが、2枚あるためサイドが良さそう。
リアはすでにごちゃごちゃしています。
エンブレムがかなり小さいので、リアウインドウでもいけそう。
他に貼れる場所としては、ウインカーの上下ぐらい。
とりあえず、この手のエンブレムの定位置して一番無難なサイドカウルに。
脱脂は、パーツクリーナーを布にとってという方法でもいけるようですが、塗装面への悪影響を考えるとやはりシリコンオフ。
このためにわざわざシリコンオフを買うのもあれなので、台所用洗剤で代用します。
このような感じに。トミーカイラといえば、亀のエンブレムとTommykairaという筆記体のロゴですが、こちらは新商品として出ているゴシック体のもの。新生トミーカイラは、正式名称TOMMYKAIRA JAPANとして大文字になっている。
筆記体のTommykairaの方が、雰囲気でていて良いですけどね。
アルミ製ですごく軽量。元々は、エアロなど同社のチューニングパーツについているもののよう。亀のエンブレムだと7、8千円、もっと大きなロゴエンブレムだと3,000円ほどと、けっこう高い。
近くで見るとなかなかクールでいいと思います。
このエンブレム最大の難点は、小さいこと。この位置からだとそうでもないですが・・・
この程度離れてしまうと、何が書いてあるのか全くわからない。
普通の人だと全く気がつかない。なんちゃってエンブレムなので、目立っても困りますが。
完全に自己満足の世界。付いてるかどうかさえ、ほとんどわからない。
まあこのくらいの方が、下品でもないし良いとします。
洗車は8月はじめにやりましたので、ついでにヘッドライトカバー磨きだけでもやっておきます。
研磨力の弱い透明なプラスチックスクリーン磨きを使ってますので、あんまり劇的な効果は上がらない。
洗車と平行して、マメに磨くことで劣化を遅らせるしかないのでしょうか。
ということで、スバルの軽の中ではプレオだけに許される小ネタ、トミーカイラのなんちゃってエンブレムチューンでした。
参考:Wiki トミーカイラ、トミーカイラZZ、オートバックス・スポーツカー研究所(ASL)の項
ZZはアバルト等の軽量チューンメーカーに影響を受けて創られた一台なのです。
ちなみに新型のZZはロータスエリーゼのオマージュ。
べスモでは、トミーカイラZZはエリーゼやボクスターに一歩も引けをとらない活躍ぶりを見せ、ほとんどレーシングカーだとガンさんに感心されたりしてます。
日本製のスポーツカーとしては、珍しいほどの割り切りようだったみたいで、和製アバルトになれる可能性もあったのかもしれませんね。
これからも頑張ってね。
それとも、すでに真骨頂になっているのか?
とにかく そのプレオは進化を止める事はなさそうですね。
プレオはスポーツマインドが残っている、最後のスバル軽自動車だったような気がします。