今週末は3連休ということで遠方への遠出も考えていたのですが、起きたのが昼近くだったため、とりあえずはバイク弄りをすることに。昨日は、週末という事で南海部品にて、金属磨き“ネバーダル”(NEVR-DULL)を購入してきました。せっかくですから、それを試してみます。以前、同じく米国製のアルミ磨きの定番“マザーズ・マグ&アルミポリッシュ”(MOTHERS Mag & Aluminum Polishを試した時には、結構目を見張る効果がありましたが、こちらはどうでしょうか。ということで、期待しつつ作業に・・・。
“ネバーダル”(NEVR-DULL)は、アメリカの製品で(メーカー名もNEVR-DULL)クロームメッキなどにもつかえる金属磨き、錆び落としの定番です。同じく金属磨きの定番“ピカール”ほどではないですが、かなり歴史のある製品のようで、バイクに限らず車、自転車、銀器などいろいろと使えるようです。成分としては、綿・研磨剤・有機溶剤・脂防酸となっており、そう特殊なものが使われているわけでもないようです。メッキ磨きの定番といえば、“ワコーズ(WAKO'S)メタルコンパウンド”か、これという感じですが、メッキパーツの多いハーレなどでも使われていて評判も良いようで、お値段も1,050円ほどとリーズナブルなところも気に入りました。で、まずはこちらを試してみることに。
ふたを開けたことです。これの一番の特徴は、脱脂綿のような繊維に磨き剤がしみこませてあって、それをちぎって使うところです。特にスポンジなどがいらないという利点はあるかと思いますが、個人的にはウエス等にとって塗りこむタイプの方が使いやすいですね。なくなるのも早いでしょうし。この薬剤(磨き剤&溶剤?)のしみ込ませてある繊維で磨いた後に、綺麗な布でふき取ります。
磨く前のマフラー。そこそこ綺麗だと思っていたのですが、改めて見ると油汚れなのか、錆なのか、表面が白っぽく曇ったような感じ。濡れたウエスで拭いたくらいでは、これは落ちません。
脱脂綿で溶剤を何度か塗りつけ、拭き取った後。ピカールのように力を入れて磨かなくとも、すっと曇りがとれる感じ。油汚れも落ちますので、表面の油膜みたいなものも綺麗に取れてます。
エンジンの熱で焼けるため、変色したり泥はねなどで汚れやすいエキパイ部分。
変色が落ちるというところまではいきませんが、曇りはとれています。これ一度溶剤を塗って拭いただけなので、磨きこめばまだまだいけるかも。
フロントフォーク部。メッキを侵食してポツポツと錆が浮いています。買ったときには錆びだらけで、色を塗ったり錆び落としをしたのですが、ここは落ちずに気になってた部分。
メッキを侵食した錆びは落ちませんが、小さな錆びや汚れは落ちるため、結構目立たなくなりました。繰り返し磨いてやれば、もう少し目立たなくできるかも。
反対側のフロントフォーク部。こちらは、小錆びも落ちてピカピカ。
注意する必要があるのは、研磨剤と溶剤が入っているため塗装部や、クリアの施されたアルミ部などは不可です。これは、半日くらいかけて磨き上げたわけではなく、2~3度塗って擦って拭き取った程度ですから、時間にして1.5~2時間ほど。写真も撮っている時間などを考えると、ピカールなどで磨き上げるよりはかなり効率がよいかもしれません。メッキ部をピカピカに光らせることにかけては、アメリカ人ほどこだわりを持っている人々もいないと思いますので、そこで開発されそれなりの支持をされているということは、それに見合った性能を持っているということでしょう。一番最初の写真はマフラーなのですが、特別なことをしなくともこの程度には輝くということで、定番といわれているのもわかるような気がします。
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