お昼に時間が取れたため、車遊びでもしようかと思いつつ、あいにくの空模様。あまりカラッと晴れ渡る晴天の日が続きません。寒くはないのがまだ救いですが、外出にも車いじりにも今ひとつ不向きな天気。ということで、車内用の小ネタをやります。
こちらは、株式会社カシムラというところのTIGLA/ティグラ ATノブ 本革 KS-53という製品。社外品の交換用のシフトノブ。この手のものはピンきりで、中華製の1,000円以下のものから、5,000円~10,000円程度のMOMOやナルディなどのブランド物、10,000円以上はする無限やSTI、ラリーアートなどの純正チューニングメーカーものなどあります。カー用品店においてあるカーメイトのものでも3,000円~6,000円程度はするでしょうか。そんな中、オートバックスなどの実店舗でも2,000円ほどという、なかなかリーズナブルな製品。こちらはオークションで1,300円でした。このカシムラという会社、海外旅行用の変圧器や携帯電話用品、自動車の電装品や小物などを作っている真面目そうなところ。製造は海外だと思いますが、日本製メーカーの品ということで、選んでみました。
まずは、i(アイ)の純正ノブを外す必要があります。ノブ本体がボルトで固定されているもの、いもねじで固定されているものなど色々ですが、i(アイ)の場合では単にねじ込み式で固定されているだけ。
こちらは製品の付属品。8mm~12mmのシフトキャップ、固定ねじ×6個、取り付け用の六角レンチ。取扱説明書。ちなみにTIGLA/ティグラノブには、木目、黒木目、本革のバリエーションがあり、本革の赤ステッチもあったのですが、あえて地味な黒ステッチのものを選択。オークションでは、ブランド品や純正品の中古のものが出回ってますが、最低でも自分のシャフトに合ったキャップは必要。
シフトノブ下部のメッキリングを外して、先にシャフトに取り付けます。
シャフトに合ったシフトキャップを選択。ちなみにi(アイ)の場合、一番細い8mm。
シフトキャップをねじ込んだ上に、シフトノブを取り付け。
3箇所をいもねじで締め込み、固定します。
メッキリングを本体に締め付けて取り付け完了。所要時間10分ほど。価格も含めて、簡単でコスパが高い。i(アイ)の場合だと、純正品より若干長さが長くなりますが、操作した感覚はあまり変わりません。i(アイ)では、このシフトノブはノブ交換の定番のひとつのようです。純正では最高グレードのGとTのみに本革シフトノブが付いており、それ以外のグレードではウレタンノブでいまひとつ触った感触がよくない。こちらは本革のためなかなかの触り心地。マニュアル車でもないのに、ついついシフトを触ってしまう。
よく触れるパーツに中華製もなあと考え、最初はMOMOやナルディの製品も探したのですが10,000円~くらいから、オークションでも5,000円~6,000円程度と、シフトノブ一個に払うには抵抗のあるような金額。これだと実売1,800~2,000円という価格にしては、えらく作りが良い。国内メーカーのものなので、しっかりした取り付けの説明書も付いていて安心感もある。ということで、なかなか良さげだと思います。
欲を言えば、シフトブーツでもあればといったところですが、そこまでやるとなるとお手軽さという範疇からは外れてしまいます。社外品なのに、純正品っぽい地味さも逆になじんでよい感じ。ちなみにタイプRっぽい派手めの感じが好きな方には、赤ステッチもあります。G、Tグレード以外のi(アイ)オーナーだけでなく、ゲート式のATで本革ノブが欲しい方にも良いのでは。
ということで、雨の日の超小ネタ、Kashimura TIGLA/ティグラ ATノブ 本革 KS-53でした。
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