真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

プレオRSの走り

2013-04-23 21:57:35 | PLEO RS インプレ

 ということでプレオRSのプチインプレの第二弾。とはいっても、このプレオは通勤・通学仕様のため、峠などを攻めたことはありません。片道25キロの距離を毎日走っています。この距離を使うわけですから、最大の関心事は燃費。いかに回さないエコに徹した走りができるかが問題になります。


 基本的にプレオは約1tの重さのため出足は遅いです。エコに徹した2000~3000回転をキープする走りをすると、おばちゃんの軽にも置いていかれるほど。スポーツシフトもあおられない目的で使うことに。


 燃費を重視するなら、マイルドチャージ仕様のスポーツバージョンLSの方が向いていると思います。ただでさえ燃費が良くないといわれるプレオの中でも、このRSは軽なのにハイオク仕様とエコとは真逆の方向性。最近だとスポーツ仕様の車でも低燃費を達成してますが、この頃(2002年頃)だとスポーツ仕様は燃費は悪くて当然みたいに、そこまでの価値観はなかった。


 ただ例え使わなくとも、いざという時には走れる余力があることが大きいです。映画マッドマックスを見て、スーパーチャージャーという響きに憧れました。ただ本来のスーパーチャージャーは低回転から常に働いていて、映画のように手元のスイッチで任意にチャージャーを効かせることはできないもののようです。映画のスーパーチャージャーは実際は電動で動くダミーだったそうで、高性能をわかりやすく視覚的に見せる演出に使われたのですね。ただスーパーチャージャー独特の金属音は、他にはないプレオの重要な要素のひとつです。


 また制限速度内で走っても結構楽しいのは、意外な軽の良さです。7速もあるスポーツシフトですが、十分制限速度内で使えます。


 ということで、ミニ山越えコースにGO!


 このくらいの大きなカーブだと、しっかりしたボディと固めの足で快適に走ってくれます。FRでもミドシップでもない単なるFFの箱バンなのですが、意外と旋回は気持ちいい。足回りを変えて、フロントだけでもタワーバーを入れ、シートも変えてやれば、本格的に走ることも可能かと思わせます。


 このようなツイスティな連続したカーブは苦手。特に下りだと、おばちゃんの乗るNAエンジンのトゥデイについてゆくのも大変。スルスル置いていかれます。腕の問題もありますが、車高の低さ、重心位置の低さというのは大事ですな。


 速度はせいぜい30キロとかそんなもんです。


 かなりアンダー傾向が強いです。なにかいちいち大回りしてます。


 燃費も気になりますので、3000回転も回ってない。


 ただ走ることは楽しい車です。軽ワゴンということを考えれば、速度関係なくスポーツできる車というのは貴重かも。RX-RではないATのヴィヴィオに乗ったことありますが、車高も視点も低くて走ることが楽しいゴーカートみたいな印象でした。RSと同じEN07X型エンジンを積んで、100キロ以上軽量なヴィヴィオRX-Rだとさらに楽しいでしょう。


 こんなコース走っていてリッター15キロは行くのは、優秀なのでしょうか。ただ少しでも踏み込むと燃料計の針がみるみる減ってしまいますので、どうしても燃料を喰う印象になってしまいます。知り合いにRM乗りの方がいて、ガソリンを吐き出すように消費するというような意味合いのことをおっしゃってました。何も考えずにスーパーチャージャー回しているとそうなると思います。軽自動車の癖にアメ車のようなやつです。


 ということで通勤・通学インプレでした。無味乾燥でたいくつな時間にちょっとだけ潤いを与えてくれる、そんな風には言えそうです。


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