スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

「(新聞とかが)休み前になると不祥事発覚」は偶然か?

2007年02月01日 | 社会
メディアスクラムとか一斉バッシングとかある度に思うのだが、
一つの「祭り」に参加できる「動員可能人数」というのはやっぱり限られているのだな。
それも一般的に思われているよりもかなり少ないのかもしれん。

どっかのPJも言っとったが、不祥事が発覚すると、最初に不祥事が発覚した企業はメチャクチャに叩かれるのに、
「実はウチも…」みたいに後から発覚した別の企業はあんまり叩かれないか、そもそも話題にもならなかったりするんだよな。
まあ、普段どんだけ広告出してるかが「叩かれる、叩かれない」の基準になる、いやそれ以前に大広告主の大企業の不祥事は記事にもされないという説もありますが。
実際、”あるある捏造”でも問題の企画会議に”ご臨席”されていた”大手広告代理店社員”のことなんて話題にも出なくなったよね。フオオー広告万歳。

ニュース番組だって、やっぱり一日の放映時間は限られてるし、その上、日々新しいニュースが次々と追加されて、古いニュースは短期間のうちにどんどん脇へと追いやられ、放置され、ついには忘れ去られる。
一方でスポンサーのCMは絶対削られないけどね。


報道番組の放送時間、
新聞雑誌の紙面スペース、
一日にアップされるWeb記事の文字数。
さらには普通の人が一日に受容できる情報量…。

これらは日々一定の量が決まっているという点で、有限のリソースである。

もし、こうした有限のリソースを”くだらない”分野に意図的に浪費させることができれば、
当然ながら”触れられたくない話題”に振り向けられる量は減少することになる。
子供でも分かる話だ。

人間は体を一つしか持たない。当たり前だけど。
たとえ報道マスコミ関係者のような、「それを仕事にしている」プロでさえ、「報道すること」に自分の24時間を費やすことは出来ない。
いわんやパンピーをや。

どこかの大きな組織にとって”触れられたくない事件”が起こったら、
たとえば「偽メール」とか「崖っぷち犬」とか「バラバラ妻」とか「暴カニ男」とか「サッチー」だとか、
どうでもいい、とまではいかなくとも、騒がれたくないコトの本質とは関わり合いの無い話題をぶつけ、疑惑追及の矛先を逸らす。
長引かせたくない不祥事、話題にされたくないスキャンダルには、「どうでもいいニュース」をいっぱいぶつけて、触れられたくない事件がおおごとになることを防ぐ、あるいは先細りを狙う、ということが、既にリスクマネジメントの一環として行なわれているかもしれんな。

例のアタック25でカンニング君の件も、ちょうど同時期に「ボーボーバーガー(謎)」のほうが大騒ぎになっちゃったもんだから助かった部分とか確実にあったしね。

なーるほど、尻に火が点きそうになったら下手に「火消し」などには回らず、人目を惹きそうなくだらない話題を次々仕掛けていけばいいわけか。


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