スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

どんな強者でも暗殺されちゃう四つの状態

2012年05月13日 | その他
人間には、どんなに強くても隙だらけにならざるを得ない状態というものがあります。
それは、

1.寝てるとき
2.UNKOしてるとき
3.風呂に入ってるとき
4.チョメチョメ(死語)してるとき


の4つです。
上記の四態は、どんなに凄腕の剣豪だろうが豪傑だろうがその戦闘力をまともに発揮できなくなっている場面であり、そこを衝かれてあえない最期を遂げてしまったとされる人が歴史上には結構います。ではいくつか例を挙げてみましょう。

1.のケース:清水一学
忠臣蔵を扱ったフィクションでは、吉良家中第一の剣の使い手として、討ち入りのシーンで赤穂浪士をさんざんに苦しめる活躍をすることの多い人です。フィクションでは吉良邸討ち入りシーンのハイライトにおいて、庭の池に架かる石橋の上で二刀流で大立ち回りを演じるシーンは有名ですね。しかし、史実においては寝ているところを討たれてしまい、フィクションのような大活躍は無かったとされています。

2.のケース:上杉謙信
越後の龍とも軍神とも異名をとる戦上手で、最強とも言われる戦国大名として有名ですね。一般的には上洛作戦を発動する直前に、厠で脳卒中を起こして急死したとされていますが、なんと厠に立った時に便所の底に潜んでいた忍者に暗殺されたという俗説があります。こんなの仮に事実だったとしても全力で病死ってことにしますよね…。

3.のケース:源義朝源頼家
それぞれ鎌倉幕府で有名な源頼朝の父と嫡男にあたりますが、実は両者には不思議な共通項が。それは、両者ともに風呂に入っているところをマッパのまま暗殺されてしまったとされていること。昔、『忍者ハットリくん』が、刀や服など自分の装備一式を頭にくくりつけて風呂に入っているシーンをギャグだとばっかり思っていましたが、武芸者としてはごく常識的な警戒の範囲内だったようです。

4.のケース:芹沢鴨
新撰組の初代局長として有名な人物。新撰組を扱ったフィクションでは、たいてい主人公となる近藤土方にとって前半のライバルとなる存在として登場することの多い人です。芹沢本人も乱暴者ながらかなり腕の立つ人物だったようですが、泥酔して料亭から帰って愛人と同衾しているところをあえなく暗殺されてしまいました。


一応フィクションの世界では、ゴルゴが上記のどの状態からでも反撃していたように思います。さすがにウンコ中に襲撃された回ってのは記憶に無いですが。
しかし生身の人間が、これらの隙をつくらないようにするには、眠らず、オムツ着用、風呂には入らず、生涯不犯の神聖童帝みたいに生きるしかないってことになります。そういえば、宮本武蔵は生涯風呂には入らなかったという説もありますが、現実的にはそんなのどれも実行不可能ですよね。
いやー、現代が平和な時代でよかった。



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