おおっと、あの奈良のマスコット「せんとくん」ピンチか?
せんとくんに強敵!? 奈良・橿考研の「イワミン」が人気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000946-san-soci
今さら変更は認めません。
「かわいくない」
「こっち見んな」
「きめえ。マジきめえ。」
などの散々な言われようだったせんと君ですが、見慣れたせいか、数々のパロディ作品のクオリティのせいか、意外とせんとくんいくね?
そもそもなんでまた「せんとくん」なんて超シュールなキャラが突然変異的に誕生してしまったのかについては、既に「こころ世代のテンノーゲーム」さんが的確にまとめてらっしゃいます。
政治的に正しい奈良のマスコットキャラ――こころ世代のテンノーゲーム
自治体の役人に限らず、組織や会社が「誰かに仕事たのむかなー」という時には、自分らが名前も知らないヒトよりも、何度か一緒に仕事をして気心も知れている…はずの人に優先的に仕事を回すのは、この日本、とくにイナカでは当然のことです。
ま、それが度を越すと利権誘導とか癒着になるんですけどね。
また、「公募」などと言っても、だいたい結論は「公募をもとに自治体(の首長や○○委員会)が決める」という事実上のデキレースである場合がほとんどです。
もっとも、ほんとに人気上位に決定とかのルールにしちゃうとネット投票やネットで呼びかけてわざとトンデモ候補を当選させちゃおうとする運動が煽られる場合もありますので、一概にデキレースが悪いとは言えませんが。
では、その選考に関わる自治体とか役人の行動を規定するものはなんでしょうか?
彼らの行動原理の大半を占めるもの、それはズバリ、
自己保身
です。
つまり、彼らは出る杭とならないよう、関わりになる人々に対して、常に
無難
であることを求めます。
え?せんとくんのどこが無難なのかと?まあまあマテマテ。
自治体や役人が何かイベントをやるにしても、その主眼は常に「つつがなく、大過なく」終わらせる、ということに置かれます。
なんでかというと、彼らお役人にとっては地域イベントもまたルーティーンであるとともに、自らの出世への点数稼ぎのための手段の一つにすぎないからです。
いらぬ騒動やトラブルなど起こせば、自分が怒られてトバされることにもなりかねませんが、イベントを「成功」させることが出来れば、自分の点数になります。
そして、彼らの言う「イベントの成功」とは、まさに「つつがなく、大過なく終わらせる」こと、なのです。
例の「タウンミーティング」にサクラを動員して、ヤラセの台本質問をさせてまで、「会場では活発な質疑が行われましたあ」という報告書を上げていたのを見ても分かりますね。
「本イベントでは大きな事故もなく、会場は盛り上がりました。ちゃんちゃん。」
ということを役人は報告書に書きたい、というわけなのです。
だから、彼らは件のマスコットの作成についても、作者には「無難なモノを」と要求したと思います。
籔内氏の普段の作風を知っているからこそ、彼らは籔内氏に対し、「いつものよりもうちょっとおとなしめのセンで…」と内々にオーダーを出したはずです。
籔内氏もそれに応えて作品を出してきたとは思われますが、今回は結果として
それでも全然足りんかったということです。
そういうことです。
そして、役人の世界は無謬主義です。
「ちょっとまずかったかな~」なんて自ら間違いを認めて修正しようとはなかなかしません。
よって、ここは原型をとどめないくらいの大改装を施してでも、意地になって「せんとくん」を使い続けるべし。
大改修せんとくんを「リファインがんばれせんとくん=ReGSt.」なんて表記するとReGZ(リガズィ)みたいでかっこいくね?
イワミン:「情けないマスコットと戦って、勝つ意味はあるのか!?」とかいって。
あと、ツノつながりで「MGパーフェクトせんとくん」とか。脚もちゃんとあるし。
せんとくん画像をガンプラの箱絵みたいにする「ガンプラのパケ絵ジェネレーター」とか誰か作らないかな。
誰かの全身写真を適当に入れると、超かっちょいいモビルスーツ風になって、ガンプラ風の書体で名前が入るようなの。
もちろん背景は宇宙とかア・バオア・クーとか砂漠とか。
って、せんとくんのツノって、鹿というよりジオングだよな~と思ってたら、とっくにネタにしていた方が。
黒せんと――うまぱん
黒せんと総帥最高っす。
「オイ!イワミン!!いいか!?遷都すんぞコラ!ガッチャメラ!エーッ!!」
せんとくんに強敵!? 奈良・橿考研の「イワミン」が人気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000946-san-soci
今さら変更は認めません。
「かわいくない」
「こっち見んな」
「きめえ。マジきめえ。」
などの散々な言われようだったせんと君ですが、見慣れたせいか、数々のパロディ作品のクオリティのせいか、意外とせんとくんいくね?
そもそもなんでまた「せんとくん」なんて超シュールなキャラが突然変異的に誕生してしまったのかについては、既に「こころ世代のテンノーゲーム」さんが的確にまとめてらっしゃいます。
政治的に正しい奈良のマスコットキャラ――こころ世代のテンノーゲーム
自治体の役人に限らず、組織や会社が「誰かに仕事たのむかなー」という時には、自分らが名前も知らないヒトよりも、何度か一緒に仕事をして気心も知れている…はずの人に優先的に仕事を回すのは、この日本、とくにイナカでは当然のことです。
ま、それが度を越すと利権誘導とか癒着になるんですけどね。
また、「公募」などと言っても、だいたい結論は「公募をもとに自治体(の首長や○○委員会)が決める」という事実上のデキレースである場合がほとんどです。
もっとも、ほんとに人気上位に決定とかのルールにしちゃうとネット投票やネットで呼びかけてわざとトンデモ候補を当選させちゃおうとする運動が煽られる場合もありますので、一概にデキレースが悪いとは言えませんが。
では、その選考に関わる自治体とか役人の行動を規定するものはなんでしょうか?
彼らの行動原理の大半を占めるもの、それはズバリ、
自己保身
です。
つまり、彼らは出る杭とならないよう、関わりになる人々に対して、常に
無難
であることを求めます。
え?せんとくんのどこが無難なのかと?まあまあマテマテ。
自治体や役人が何かイベントをやるにしても、その主眼は常に「つつがなく、大過なく」終わらせる、ということに置かれます。
なんでかというと、彼らお役人にとっては地域イベントもまたルーティーンであるとともに、自らの出世への点数稼ぎのための手段の一つにすぎないからです。
いらぬ騒動やトラブルなど起こせば、自分が怒られてトバされることにもなりかねませんが、イベントを「成功」させることが出来れば、自分の点数になります。
そして、彼らの言う「イベントの成功」とは、まさに「つつがなく、大過なく終わらせる」こと、なのです。
例の「タウンミーティング」にサクラを動員して、ヤラセの台本質問をさせてまで、「会場では活発な質疑が行われましたあ」という報告書を上げていたのを見ても分かりますね。
「本イベントでは大きな事故もなく、会場は盛り上がりました。ちゃんちゃん。」
ということを役人は報告書に書きたい、というわけなのです。
だから、彼らは件のマスコットの作成についても、作者には「無難なモノを」と要求したと思います。
籔内氏の普段の作風を知っているからこそ、彼らは籔内氏に対し、「いつものよりもうちょっとおとなしめのセンで…」と内々にオーダーを出したはずです。
籔内氏もそれに応えて作品を出してきたとは思われますが、今回は結果として
それでも全然足りんかったということです。
そういうことです。
そして、役人の世界は無謬主義です。
「ちょっとまずかったかな~」なんて自ら間違いを認めて修正しようとはなかなかしません。
よって、ここは原型をとどめないくらいの大改装を施してでも、意地になって「せんとくん」を使い続けるべし。
大改修せんとくんを「リファインがんばれせんとくん=ReGSt.」なんて表記するとReGZ(リガズィ)みたいでかっこいくね?
イワミン:「情けないマスコットと戦って、勝つ意味はあるのか!?」とかいって。
あと、ツノつながりで「MGパーフェクトせんとくん」とか。脚もちゃんとあるし。
せんとくん画像をガンプラの箱絵みたいにする「ガンプラのパケ絵ジェネレーター」とか誰か作らないかな。
誰かの全身写真を適当に入れると、超かっちょいいモビルスーツ風になって、ガンプラ風の書体で名前が入るようなの。
もちろん背景は宇宙とかア・バオア・クーとか砂漠とか。
って、せんとくんのツノって、鹿というよりジオングだよな~と思ってたら、とっくにネタにしていた方が。
黒せんと――うまぱん
黒せんと総帥最高っす。
「オイ!イワミン!!いいか!?遷都すんぞコラ!ガッチャメラ!エーッ!!」
と言う訳で逆リンク辿ってきました。
こういうネタはあまり大掛かりな事をやるよりチープさを押し出した方が面白いと思うであります。
と言う訳であえてペイントオンリーで作ってみたであります。
ていうか薮内教授全面支持を打ち出しておきながら、不覚にも教授の普段の作風をチェックしていなかったのでやや反省してそんな日記を追加したであります。
せんとくん+パーフェクトジオングで辿り着いて以来「うまぱん」楽しく読ませていただいております。おらエーッ!
せんとくんは、「興福童子」を先にマスコットとして出しておいて、
「あっ、間違えました。こっちのです。」
と言ってせんとくんを出していたら……結果はあんまり変わってなかったかもです。
せんとくんにサングラスとヒゲをつけるとかわいくなるというのは大発見ですので、ここは黒せんと総帥には
「お前(イワミン)の足許に!黒い影だコラ!エーッ!!」
とイワミンとかいうのを先手を打って挑発してほしいです。
じゃあガンダム大好き落合福嗣君に「平城京親善大使」とかに就任してもらって宣伝活動してもらいましょう(笑)。
これからもよろしくです。
こちらこそよろしくお願いします。