維新の会の大物二人が会見、ということで、またもプロレス名場面を元にネタを。
記者「えー、こうやって横にいるだけでも危機迫るものがあります。維新軍タッグ、いよいよ今日復活ということでありますが……。」
記者「石原さん恐れ入ります。今日は若い者に席を譲るという訳にはいかない、という風に言われたことがありますが、これはどういうことになるでしょうか?」
石原「……。(橋下市長に振る)」
橋下「まぁ、ご覧の通りです。(ツイッターを)見て下さい。もう、何も言いません。」
記者「油断ということはありませんか?ぶら下がりの記者を相手に。」
橋下「いや、我々も燃え尽きるまでやります。その覚悟で。」
記者「もし(参院選に)負けるということがあると、これは「勝負の時の運」という言葉で済まないことになりますが…」
石原「選挙出る前に負けること考えるバカいるかよ!!?」
石原「(サンフランシスコ体制から)出てくぞコラッ!!!」
記者「いよいよ、維新とのメインエベントを直前に控えた二国ですが、韓国選手、どう戦いますか?」
韓国「潰すぞアメリカと中国がオラー!よく見とけよオラー!」
記者「そして北朝鮮、いかがですか?」
北朝鮮「(田植えの)時は来た!それだけだ。」
韓国「フゥーッ…」
プロレスにたとえると大抵のことは説明出来ます。ということでみんなプロレスを観よう。
それはさておいて、大方の予想に反し、橋下市長は先の発言を撤回せずに突っぱねる方向で押すみたいです。
この状況は予想外だったろうとはいえ、状況自体を利用することには長けている人なので、なぜいつもは強硬な態度の中でも「六分の勝ち」を得るために落とし所を探ろうとする人が、この一見不利な状況にもかかわらず強引に押しているのかのように見える態度を取り続けているのか。その理由として考えられるのはタイトルの通りです。
「ワイルド・ウィーゼル」ってのは軍事用語で、敵のレーダーサイトや対空ミサイル陣地を制圧する作戦において、あえて自らを危険に晒して敵のレーダーやミサイルを引きつける役割を担当する航空機のことを指します。撃墜されたパイロットの救出作戦などにおいて、脆弱な救出部隊を支援するためにワイルド・ウィーゼルが対空ミサイル陣地に対する囮を担当することもあります。
橋下さんという人は、軍事的な考え方をする人なので、ここはあえて、どういう発言をすると、どのマスコミがどう動いて、どういう順番で記事になって、さらに各国政府高官や団体組織がどのように動くかを明らかにさせるという役割を果たすことで、安倍政権を支援する目的を達成できたわけです。
もし仮に、政権内に居る者が今回のような発言をしたら、内閣の命取りにもなりかねないところでしたが、橋下氏は閣僚どころか国会議員でさえないわけで、かつて名古屋市長の河村氏の例もあるように、大したダメージにはなりません。え?今回は女性を蔑視した発言だからまずい?いや結果として大した影響は無いでしょう。この国で権力者が女性をバカにする発言をしても別にどうってことないことは、現在の共同代表である石原慎太郎氏が都知事時代にさんざん証明しています。
で、なんで彼が内閣を支援するのかと言えば、理由はいろいろ考えられますが、まず彼は国会議員ではなくて一地方首長にすぎないのと、今後の維新国会議員との関係をどうするのかってことです。
今の橋下氏と維新国会議員との関係は、直属の部隊を持たない上級司令部みたいなものであって、国会議員は事実上橋下氏の名前のお陰で当選したとはいえ、当選しちゃえばその限りではないので、なかなか思い通りには動いてくれないだろうなということです。
こういう場合には、みんながワイルド・ウィーゼル機に目を奪われている間に、全然別の方面で着々と何かが進行中、ってこともありうるわけです。これって、ラグビーでスクラム組んでるのにみんなが注目している間に、いつの間にかボールが渡って一気に駆け出すのと似てますかね。そういえば、橋下さんはラグビー経験者でしたね。
その人となりや考え方を知るためには、「血筋」だの「出自」なんかを探るよりも、どんなスポーツや武道、競技をやっていたかを調べるほうが、よほど参考になります。
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記者「えー、こうやって横にいるだけでも危機迫るものがあります。維新軍タッグ、いよいよ今日復活ということでありますが……。」
記者「石原さん恐れ入ります。今日は若い者に席を譲るという訳にはいかない、という風に言われたことがありますが、これはどういうことになるでしょうか?」
石原「……。(橋下市長に振る)」
橋下「まぁ、ご覧の通りです。(ツイッターを)見て下さい。もう、何も言いません。」
記者「油断ということはありませんか?ぶら下がりの記者を相手に。」
橋下「いや、我々も燃え尽きるまでやります。その覚悟で。」
記者「もし(参院選に)負けるということがあると、これは「勝負の時の運」という言葉で済まないことになりますが…」
石原「選挙出る前に負けること考えるバカいるかよ!!?」
石原「(サンフランシスコ体制から)出てくぞコラッ!!!」
記者「いよいよ、維新とのメインエベントを直前に控えた二国ですが、韓国選手、どう戦いますか?」
韓国「潰すぞアメリカと中国がオラー!よく見とけよオラー!」
記者「そして北朝鮮、いかがですか?」
北朝鮮「(田植えの)時は来た!それだけだ。」
韓国「フゥーッ…」
プロレスにたとえると大抵のことは説明出来ます。ということでみんなプロレスを観よう。
それはさておいて、大方の予想に反し、橋下市長は先の発言を撤回せずに突っぱねる方向で押すみたいです。
この状況は予想外だったろうとはいえ、状況自体を利用することには長けている人なので、なぜいつもは強硬な態度の中でも「六分の勝ち」を得るために落とし所を探ろうとする人が、この一見不利な状況にもかかわらず強引に押しているのかのように見える態度を取り続けているのか。その理由として考えられるのはタイトルの通りです。
「ワイルド・ウィーゼル」ってのは軍事用語で、敵のレーダーサイトや対空ミサイル陣地を制圧する作戦において、あえて自らを危険に晒して敵のレーダーやミサイルを引きつける役割を担当する航空機のことを指します。撃墜されたパイロットの救出作戦などにおいて、脆弱な救出部隊を支援するためにワイルド・ウィーゼルが対空ミサイル陣地に対する囮を担当することもあります。
橋下さんという人は、軍事的な考え方をする人なので、ここはあえて、どういう発言をすると、どのマスコミがどう動いて、どういう順番で記事になって、さらに各国政府高官や団体組織がどのように動くかを明らかにさせるという役割を果たすことで、安倍政権を支援する目的を達成できたわけです。
もし仮に、政権内に居る者が今回のような発言をしたら、内閣の命取りにもなりかねないところでしたが、橋下氏は閣僚どころか国会議員でさえないわけで、かつて名古屋市長の河村氏の例もあるように、大したダメージにはなりません。え?今回は女性を蔑視した発言だからまずい?いや結果として大した影響は無いでしょう。この国で権力者が女性をバカにする発言をしても別にどうってことないことは、現在の共同代表である石原慎太郎氏が都知事時代にさんざん証明しています。
で、なんで彼が内閣を支援するのかと言えば、理由はいろいろ考えられますが、まず彼は国会議員ではなくて一地方首長にすぎないのと、今後の維新国会議員との関係をどうするのかってことです。
今の橋下氏と維新国会議員との関係は、直属の部隊を持たない上級司令部みたいなものであって、国会議員は事実上橋下氏の名前のお陰で当選したとはいえ、当選しちゃえばその限りではないので、なかなか思い通りには動いてくれないだろうなということです。
こういう場合には、みんながワイルド・ウィーゼル機に目を奪われている間に、全然別の方面で着々と何かが進行中、ってこともありうるわけです。これって、ラグビーでスクラム組んでるのにみんなが注目している間に、いつの間にかボールが渡って一気に駆け出すのと似てますかね。そういえば、橋下さんはラグビー経験者でしたね。
その人となりや考え方を知るためには、「血筋」だの「出自」なんかを探るよりも、どんなスポーツや武道、競技をやっていたかを調べるほうが、よほど参考になります。
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