スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

買う金はある。置く場所がない。

2014年05月04日 | 社会
近ごろは「若者の○○離れ」とか言って、クルマとか家とかあと何だ?まあとにかくいろんなマスコミとかで「助けて!○○が売れない!」式の記事とか評論とかいっぱい出ていてうんざりさせられますよね。

しまいには「若者の書籍離れ」みたいなことを言い出す人も出てきて、「何かのモノが売れないのはぜーんぶ若者が悪いんだす」みたいなことを言っておけばいいやみたいな風潮があります。

だけどさ、確かに金が無いから買わないってのもあるけどさ、なんで金が無いかって言えば、若者に仕事が無いとか給料が異常に安いって問題があるし、それは労働問題とかブラック企業の問題に行き着く。

そしてもう一方には、「その商品を買う程度のカネはあるけど、買わない」って人たちが存在していて、その理由はタイトルの通りだと思うのよ。

例えば、「若者の○○離れ」の代表選手みたいになってる自動車だけど、あれ買うと、まず置き場所でカネ取られるし、さらに持ってるだけで維持費がバカにならないのよ。
一度自動車を買うと、そういう「定期的にカネを払い続ける仕組み」に絡め取られることが分かってるから、地域的な問題で持たざるをえないって場合以外では、まず買わない物の代表選手になるのは今の時代では仕方がないのかなあと。

で、売れない商品の新入り(ではなくてだいぶ前から既に売れなくなってるんだけど)に、本なんてのが加わってきたけど、これも「買う程度のカネはみんな持ってるけど、置く場所がないから買わない」の代表選手候補だよね。

俺もこう見えて昔は読書家だったから、本とか買いまくってたけど、最近じゃ「置く場所がない」から買う冊数をセーブしてるもの。「読んだら売ればいい」って言われるかもしれないけど、本を売るにも手間はかかるし、○ク○フとかじゃ二束三文にもならないもんね。
まだCDとかゲームのほうが、意外な高値で買い取ってもらえることが多いよ。

ああ、で思い出した。CDとかゲームは内容量に比しての「かさ」という点ではまだマシなんだよ。GTA5なんていまだにプレイしてるし。
けど小説のハードカバーなんて、かさばる割に一度読めば十分な作品が多いし、雑誌なんて言わずもがな。雑誌が書籍よりも早く衰退したのは、かさの割に内容が乏しい(読者にとって読みたい記事が少ない=読みたくもない記事・広告の分量が多い)ことが原因だと思うね。

今の時代に携帯ゲームが流行ってて、中には結構なカネを課金とかガチャでゲームにぶち込んでるような人もいて、オールドメディアの人がなんでだなんでだ言ってるけど、だってあれ、場所取らないじゃん。
ケータイがらみのゲームとかアプリって、なんぼ買っても場所取らないんだよ。電子書籍とか情報商材とかもそう。

今の世の中では、一番嫌われているのは「場所ふさぎ」なんだよ。
アッ!そうか。だからデブは嫌われるんだ。納得した。

なんてなことを尼ダンボールに囲まれながら考えるわけですよ。
これからの時代に求められているのはほむスピナーだな。間違いない。



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