いっぽいっぽまたいっぽ

今年度45歳。15年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

動き出せ2

2011-04-02 23:53:08 | 日記
早速だが、

今晩新しく係長になった人から電話がかかった。

わたしが去年の夏に新規の手続きをし、

担当させてもらっていた生活保護者の男性が、

今晩入院先の病院にてなくなったとのこと。


わたしは家にいたので、当然資料はない。

しかも、新規で開始した時のこともうろ覚えでしかない。


新しい係長とのやりとりの直後、去年の係長から電話がかかってきた。

わたしがその男性と一緒に暮らしていた親に対し、ある大事なことをちゃんと説明していたかどうかが、

非常に重要なのだという。


説明したかも分からないし、

説明していないかも分からない・・・


覚えていません、と旧係長に答えると、

最悪、これこれこういう事態になるぞ、注意された。


まあいいけどなぁ・・・としぶしぶといった感じで電話を切られた。




仮にわたしがその親にきちんと説明していたとして、

その親が「いや、聞いていません」と答えたらどうなるのか。


言った言わないの問題になると、解決しようがなくなります。

そういうことがないように、重要なことは書面で渡さないといけないはず。

そんな指示も当時係長からはなかったのに。



旧係長はそんなことも分からないのか・・・?



電話を切った後も、

しばらく納得がいかず、苛立ちが続く。



動き出せと自分に言い聞かせた矢先の事態。



これも試練か・・・

こんな風に出鼻をくじかれることもあるということか・・・



そう思うと、

自然と心が落ち着いてきた。

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動き出せ

2011-04-02 21:33:07 | 日記
「平成23年度」がスタートした。

去年、おととしと、ケースワーカーが年々増えてきたが、

今年もまた増えた。

増えたことにより、内部の構造も変わった。



新しく異動でやってきたのは、

わたしより1期先輩の男3人。

みんなわたしより年下である。



最初はためらったが、

わたしもこの課で3年目。

頼られなければならない位置にいる。

3年目が不安そうにしてて、

新しく来た人が安心するわけがない。

そう思うと、自分がどうふるまわなければならないか、

だんだん分かってきた。



残務も、同じ係の人たちの協力で、

一気に片付けられようとしている。

自分のケツを拭いてもらうことがすごく恥ずかしいが、

頼まねばならないことはちゃんと頼むということが、

いかに大事かよく分かった。

それは借りをつくるというより、

もしかしたら絆が深まるんじゃないか、と。



動き出せ、

おれ。



新しい環境で、

たくましくなれ。
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