いっぽいっぽまたいっぽ

今年度45歳。15年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

2023.3.3 同郷の後輩の議員から気づいたこと

2023-03-04 01:02:00 | 日記
うまく言葉で表せないが、
同郷の後輩が議員をしていて、
私は今の部署に来て、
何度も議員としての姿を見てきたが、
今日質問をした後輩の姿を見て、
今まで考えてきたモヤモヤを解決させる一端に気づけた気がした。

島で育ち、小さなコミュニティで生活を共にし、
島を出てバラバラになり、
気づけば誰がどこでどんな生き方をしているか分からなくなり、
疎遠になり、
ごくたまにある厄年の時に、
慣例で集まるくらいで、
でもその時には全員集まらなくて、
あれだけ仲良く一緒に過ごしてきた友達が、
あたかも出会ってすらなかったかのように、
人生から接点がなくなる…

それがとても寂しいと思っていたんだなあ。

今日見た議員は、
社会人になって、
政治家として生きることを選び、
必死に貫こうとしている。

自分の決めた道で、
ひたむきに働いている。

個人差はあるにしても、
それはみんな同じなのだと思う。

大人になり、
社会人になるのは生まれた時から決まっていたルールだ。

生き方がバラバラになるのは、
予定されていたことだったんだ。

バラバラになってしまったことを寂しく思うのではなく、
バラバラになってしまうことは最初から決まっていて、
だからこそ、
独り立ちしてようやく、
バラバラになる前の過ごした期間が、
大切に感じるのだと思う。

横並びだった幼少期がいつまでも続くわけはないが、
横並びだった時代があったからこそ、
その時に培ったものが、
独り立ちしてから、
必要だと感じるような心境になるのだと思う。

うまく言えないが、
バラバラは必然だが、
バラバラになる前の期間は大事だということだ。

コメント
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