本当はTOHOシネマズ日比谷で本日公開の「Winny」を観たいと思っていたけど荷物も多いし疲れたので時間と場所で選んでこの作品にして大正解!
恥ずかしながらオタール・イオセリアーニ監督の作品を観るのは初めてだったけど、全編アフリカのセネガルで撮影されたというドキュメンタリータッチの映像なんだけど素朴なタッチに油断していたら始まってすぐの“映像マジック”とも言えるようなシーンに仰天からの、男女問わず上半身裸で、男が川で洗濯したり女が弓矢を持って狩りをしたりのディオラ族の暮らしぶりも面白くて画面から目が離せなかった。
まるでサイレント映画のようなセリフの字幕がたまに流れるだけで会話の殆どは字幕なしなんだけど、何故か伝わってくるのも不思議というか、森林伐採で追われてしまったりの文明批判もしっかり織り込まれていて、名匠と呼ばれることに納得、他の作品も観てみたくなった。
☆あらすじ☆
セネガルの森に住むディオラ族。男たちは川で洗濯をし、女たちは弓矢で鹿を狩って暮らしている。女祈祷師のバディニャ、狩人の女ゼズヴェ、そして、怠け者の夫ストゥラと別れ、3人の子どもを連れて再婚するオコノロなど、それぞれの日常が繰り広げられている。しかしその一方で、白人たちによる森林伐採が進み、彼らの暮らす村にも危機が迫っていた。
※映画.comより
キャスト
シガロン・サニャ
サリー・バジー
監督
オタール・イオセリアーニ
原題 Et la lumiere fut
106分
ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:35〜観客40人程/62席
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