続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「アイ・アム まきもと」(2022/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

《「舞妓 Haaaan!!!」の水田伸生監督と阿部サダヲが4度目のタッグを組み、2013年製作のイギリス・イタリア合作映画「おみおくりの作法」を原作に描いたヒューマンドラマ。共演は塔子役の満島ひかりのほか、宇崎竜童、松下洸平、松尾スズキ、宮沢りえ、國村隼ら。》

う〜ん、阿部サダヲさんの演技が上手いのはわかるんだけど、すこし違うような気がしたというか、普通に真面目で几帳面で他人とのコミュニケーションが少し取りづらいぐらいの設定でもよかったのに少し誇張しすぎて、主人公の牧本にも問題があるように見えてしまったのが残念だったけど、元の「おみおくりの作法」のネタバレ禁止なラストシーンの感動はそのままに、“情けは人の為ならず”的な着地点が見どころ!

って、そこももう少しファンタジックな映像の方がと思ったけど、元の映画といちいち比べるからそんな風に思うのであって、知らずに観たらもっと優しい気持ちで観れたのかもと思ったりして(^^;

それはともかく、引き取り手のない遺骨問題といえば最近観た「川っぺりムコリッタ」で描かれていたのも記憶に新しいけど、そちらに出ていた満島ひかりさんがこちらに出ていたのも印象的だった。

刑事役で登場の松下洸平さんが、がーがー捲し立ててうるさくてこんないやな声だっけ?と思ったら最後にちゃんと見せ場もあって安心して(笑)

最後の仕事で身寄りを探すことになる蕪木孝一郎を演じた宇崎竜童さんがエンドロールでカヴァーしていた「Over The Rainbow」も味わいがあってよかった。

☆あらすじ☆
小さな市役所で、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本。故人の思いを大切にするあまり世間のルールより自分の考えを優先してしまい、周囲に迷惑をかけてばかりいた。そんなある日、新任局長・小野口が「おみおくり係」の廃止を決定。身寄りなく他界した老人・蕪木の埋葬が「おみおくり係」での最後の仕事となった牧本は、蕪木の身寄りを探すため彼の友人や知人を訪ね歩き、やがて蕪木の娘・塔子のもとにたどり着く。蕪木の知られざる思いとともに彼の人生をたどるうちに、牧本自身にも少しずつ変化が起こり始める。
※映画.comより

キャスト
阿部サダヲ
満島ひかり
宇崎竜童
松下洸平
でんでん
松尾スズキ
坪倉由幸
宮沢りえ
國村隼

監督
水田伸生

104分 

G

T・ジョイPRINCE品川6 18:50〜観客3人/210席





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