続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ゼンブ・オブ・トーキョー」(2024/ギャガ)

《人気アイドルグループ「日向坂46」の4期生メンバー全員が出演する青春群像劇。「私の男」「#マンホール」などで知られる名匠・熊切和嘉監督がメガホンをとり、修学旅行で東京にやってきた11人の個性的な女子高生たちが、東京の全部を楽しむため大都会を駆け巡る姿を描く。日向坂46のシングル「君はハニーデュー」でセンターを務めた正源司陽子が主人公・池園役で主演を務め、日向坂46の4期生11人が全員出演。》

まずは、つい最近はとバスツアーに参加にしたばかりなので浅草やスカイツリーとか似たようなコースをまわる展開にテンションが上がったというか、日向坂46のメンバーのことはよく知らないけど、LINEのやりとりなどもリアルで、生き生きした11人の姿が微笑ましくて眺めているだけで楽しめた。

これがあの「鬼畜大宴会」の熊切和嘉監督作品とわかって、びっくり!

って、熊切和嘉監督作品はそんなに観てはいないけど、古くは「ノン子36歳 (家事手伝い)」や「海炭市叙景」「私の男」、近いところでは昨年2月に観た「♯マンホール」など、重めな大人作品が多いのでアイドル映画は意外な気がしたけど、「♯マンホール」のプロデューサーから「熊切さんらしくない面白い企画がある」ということで、もともとアイドルには興味なかったけど、「♯マンホール」で主演を務めた中島裕翔くんと仕事をしてみてそのプロフェショナルぶりに感銘を受けたことから興味が湧いたのだとかで、彼女たちが見ている東京ではなく、“東京が見ている彼女たち”を撮るということを意識したというのも納得の自然体な11人にクスッと笑ったりじーんとしたり!

企画段階から11人全員に直接インタビューを行い、それぞれの学生時代の思い出やアイドルになる前のエピソード、東京への思いなどを聞き取り、それをもとに11人のリアルな物語が盛り込まれているというオリジナル脚本もよかった、若いって素敵!

☆あらすじ☆
修学旅行で東京を訪れた高校生の池園は、東京の名所を巡る完璧なスケジュールを組み立て、班長として同じ班のメンバーたちと行動を共にするはずだった。しかし、待ちに待った自由行動の日、なぜか班の全員がバラバラになってしまい、気が付くと池園はひとり東京スカイツリーの下にいた。なんとか計画をやり遂げようと東京観光に乗り出した池園だったが、そんな彼女の思いとは裏腹に、班のメンバーたちはそれぞれの思惑を抱いて東京に来ていたのだった。
※映画.comより

キャスト
正源司陽子
渡辺莉奈
藤嶌果歩
石塚瑶季
小西夏菜実
竹内希来里
平尾帆夏
平岡海月
清水理央
宮地すみれ
山下葉留花
小坂菜緒
有川凛
真飛聖
八嶋智人

監督
熊切和嘉

87分

G

T・ジョイPRINCE品川9 17:10〜観客4人/190席







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