続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ぼくを探しに」(2013仏/トランスフォーマー)

“アカデミー長編アニメーション賞を受賞した「ベルヴィル・ランデブー」や、ジャック・タチの遺稿をもとに映画化した「イリュージョニスト」などで知られるフランスのアニメーション作家シルバン・ショメが、初めて手がけた実写長編作で「ベルヴィル・ランデブー」のサントラで使われた楽曲「アッティラ・マルセル」に着想を得て、仏文豪マルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」のエッセンスも織り交ぜながら、孤独な主人公が不思議な女性との出会いから失われた過去の記憶が呼び覚まされ、少しずつ変化していく人生を描いたファンタジックな物語”

こんな映画に出逢うからやっぱりフランス映画からも目が離せない!

記憶といえば紅茶とマドレーヌというプルースト的状況で“失われし時”を、求める主人公のピアニストの思いに寄り添うような気持ちで観ているうちに、謎な女性マダム・プルーストの思いにどんどんひきこまれてしまった。

「ベルヴィル・ランデブー」や「イリュージョニスト」などで知られるフランスのアニメーション作家シルバン・ショメが、初めて手がけた実写長編作ということで、アニメに負けない面白さ、ベルナデット・ラフォンを久しぶりにスクリーンで観ることができたのも嬉しかった。

《幼い頃に両親を亡くし、そのショックで言葉を話すことができなくなったポールは、伯母のもとで世界一のピアニストになるよう育てられる。友だちもいない孤独な人生を歩み、大人になったポールは、ある日、同じアパルトマンに住む謎めいた女性マダム・プルーストと出会う。彼女のいれたハーブティーを飲むと、固く閉ざされた心の奥底の記憶が呼び覚まされていき、ポールの人生に変化が訪れる》


◆キャスト

ギョーム・グイ
アンヌ・ル・ニ
ベルナデット・ラフォン
エレーヌ・バンサン
ルイス・レゴ
ファニー・トゥーロン
キー・カイング
ジャン=クロード・ドレフュス
バンサン・ドニアール


原題 Attila Marcel

106分

チネチッタ9 18:00~観客40人程/154席






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