こんな映画に出逢うからやっぱりフランス映画からも目が離せない!
記憶といえば紅茶とマドレーヌというプルースト的状況で“失われし時”を、求める主人公のピアニストの思いに寄り添うような気持ちで観ているうちに、謎な女性マダム・プルーストの思いにどんどんひきこまれてしまった。
「ベルヴィル・ランデブー」や「イリュージョニスト」などで知られるフランスのアニメーション作家シルバン・ショメが、初めて手がけた実写長編作ということで、アニメに負けない面白さ、ベルナデット・ラフォンを久しぶりにスクリーンで観ることができたのも嬉しかった。
《幼い頃に両親を亡くし、そのショックで言葉を話すことができなくなったポールは、伯母のもとで世界一のピアニストになるよう育てられる。友だちもいない孤独な人生を歩み、大人になったポールは、ある日、同じアパルトマンに住む謎めいた女性マダム・プルーストと出会う。彼女のいれたハーブティーを飲むと、固く閉ざされた心の奥底の記憶が呼び覚まされていき、ポールの人生に変化が訪れる》
◆キャスト
ギョーム・グイ
アンヌ・ル・ニ
ベルナデット・ラフォン
エレーヌ・バンサン
ルイス・レゴ
ファニー・トゥーロン
キー・カイング
ジャン=クロード・ドレフュス
バンサン・ドニアール
原題 Attila Marcel
106分
チネチッタ9 18:00~観客40人程/154席
最新の画像もっと見る
最近の「映画」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事