続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「宇宙大怪獣ギララ」(1967/松竹)

“地球のエネルギーを食い荒らし、火の玉となって空を飛ぶ、宇宙大怪獣ギララ登場!…「おはなはん 第二部」の元持栄美、「お座敷小唄」の石田守良、「調子のいい奴 いたずらの天才」の二本松嘉瑞が共同でシナリオを執筆し、二本松嘉瑞が監督した松竹初の特撮怪獣もので撮影は「神火101・殺しの用心棒」の平瀬静雄”

こ、これは!
上映時間88分しかないのになかなか怪獣が出てこなくて焦ったというか、やっと出てきたと思ったら可愛過ぎてどっと待ち疲れの脱力感(笑)

ミニチュアセット倒しまくりは見応えあったけど、ただただ暴れるばかりのギララがかわいそう、やっぱり怪獣にも人格(?)がないと⁉︎

SF的な設定は面白いのに、恋愛もの絡めたい気持ちはわかるけど、佐野機長さんに華がなさ過ぎてそちらも楽しめず、松竹が製作した唯一の特撮怪獣映画というのも納得かも。

《一九××年。日本宇宙局FAFCの誘導で火星ロケットを打ち上げた。それはFAFC所長加藤博士やバーマン博士の努力によるものだったが、佐野機長の下にリーザ、宮本、それに塩田などのベテランを乗せた宇宙船は、無事月ステーションに到着。しかし、月を離れて間もなく宇宙船は事故を起し、地球に戻った。エンジンに正体不明の発光胞子が付着していたのである。ところが、ある日この発光体が高圧電気や原子エネルギーを栄養源として、巨大な怪獣に成長したため、日本は大騒動になってしまった。怪獣はギララと名づけられ、早速、対策本部がつくられたが、陸、海、空による攻撃にもかかわらずギララは爆破エネルギーを吸収してますます巨大化し、さらに原子エネルギーを求めて都市を破壊していったのである。そしてギララは、次第に東海村の原子力発電所に近づいていった。一方、いかなる兵器もギララに効果はないと知って、宇宙開発局は科学物質を利用することを考えていた。宇宙空間に浮遊するギララニュームという物質が、ギララの細胞を破壊することが分ったのである。すぐさまギララニューム採取のため、佐野は再びリーザや宮本を伴って月に向った。そこを基地にギララニュームを採取した佐野が戻った時、火の玉怪獣と化したギララは、東京で暴れ回っていた。しかし、さしものギララもギララニュームの前に最期を遂げたのであった。が、広大な宇宙空間には人智を越える新事態が、これからも起こるだろうと考える佐野は、科学者としての決意をさらに固めるのだった》

◆キャスト

和崎俊哉
ペギー・ニール
原田糸子
柳沢真一
岡田英次
フランツ・グルーベル
園井啓介
マイク・ダニング
浜田虎彦
北龍二
穂積隆信
佐藤忠治
藤岡弘
小田草之助
川村禾門
中島渉
橋本正次
中田耕二

原題 The X from Outer Space

88分

キネカ大森3 19:20~観客10人程/席





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事