続・とりあえずの映画鑑賞メモ

息もできない(2008韓国/ビターズ・エンド)

“二人でいる時だけ、泣けた…韓国インディー映画界で俳優として活躍してきたヤン・イクチュンが長編初監督で放つ衝撃のドラマ”

《愛を知らずに社会の底辺で生きるヤクザな暴力男と心に傷を抱えた勝気な女子高生が繰り広げる魂と魂のぶつかり合いが、赤裸々かつ緊張感いっぱいに綴られる》

木曜日は大森でお姑の様子見をしてから有楽町に向かいましたが、レイト上映まで時間があるので途中の新橋でいったん降りて半額セール中の《洋服の青山》を覗いてみました。

お目当ては今月の26日に出席予定の親戚の結婚式に着ていく旦那のスーツで、新潟の甥っ子の結婚式に出た時のスーツでもいいんですが、今回は披露宴の会場が東京なので家からスーツを来ていくわけで、さすがに10年以上も前の腰高で幅広なズボンで電車に乗るのも考えものだし…。
で、半額セールの案内ハガキを握りしめて、とりあえず、何着か見せてもらいましたが、フオーマルスーツは半額セールの対象外なんだって

なのでフオーマルスーツでなくても結婚式に着ていけそうなスーツを何着か見せてもらったわけですが、そのうちの1着の上着が誂えたみたいに旦那の体型にピッタリでカッコイイんですよ。
それを着てしまったら他のどれを着てもなんだかしっくりしなくて、そのスーツに決めましたが、結局、それも半額対象外の商品だったんですよ。

旦那の体型を見てピッタリなスーツを持ってくるなんてすごいというか、結局商品知識のある店員さんにすっかりやられてしまったみたいな(^^;

ちなみに、そのスーツは、袖口のボタンが付いてるところが“本切羽”になっているんだって、ほんせっぱ?なんですか、それ?と思ったら、普通は見せかけだけでボタンを縫い付けてあるだけだけど、いいものはちゃんとボタンを外せるようになってるので袖口のボタンをひとつ外しておくのがオシャレなんだそうです、ふ~ん。
それを聞いて、帰宅してからうちにある背広類をチェックしたら全てニセ切羽でした、なるほど、これは貴重なお買い物だったかも…と、必死で言い聞かせてますが、気持ちは、旦那も私も、ニセッこでもデザインがよくてお手軽に買える安いものが大好きなので、最初で最後のお買い物にしたいわ(笑)

だいぶ前置きが長くなってしまいました(^^ゞ
で、新橋から大急ぎで有楽町に向かって、この作品を観ましたが、この作品は前から気になりながらもなかなか時間が合わずに観逃していたものなので観られてよかったです

冒頭から暴力シーンや汚い言葉の連続で、暴力の連鎖に息詰まる思いでしたが、ヤクザな男と女子高生の寄り添う心が切なくて涙が出てしまいました。

監督は脚本、主演を兼ねたヤン・イクチュンでこれが初監督作品ながら、ロッテルダム国際映画祭や東京フィルメックスのグランプリほか世界各国の映画祭で20以上のも賞を受賞、韓国内でもインディーズ作品としては異例のヒットを記録した注目作になったようで、次回作も期待大です

ヒューマントラストシネマ有楽町2 20:20~観客40人程/63席

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