続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「サイド バイ サイド 隣にいる」(2023/ハピネットファントム・スタジオ)

《坂口健太郎が主演を務め、不思議な能力で人々を癒す青年が自分自身の過去と向き合う姿を描いたドラマ。未山の元恋人・莉子を「乃木坂46」卒業後初の映画作品となる齋藤飛鳥、現在の恋人・詩織を市川実日子、草鹿を浅香航大が演じる。行定勲が企画・プロデュースを手がけ、「世界の中心で、愛をさけぶ」などの脚本家・伊藤ちひろがオリジナル脚本と監督を務めた。》

坂口健太郎くん演じる主人公の未山が何か不思議な超能力を持ってるらしい、ということはわかるんだけど、果たして彼は誰なのか、何をしているのか、説明らしきものがないので頭の中は疑問符だらけ!

なんだけど、お料理したり、弱っている人の手当をしたり、迷子の牛を見つけたりの癒しキャラの坂口健太郎くんを見ているだけで飽きなくて、時折り見せる闇キャラもたまらないというか、「ヘルドッグス」の時のキレた彼もよかったけど、やっぱりこんなふうに隣にいて欲しいような坂口健太郎くんが一番かも。

と思ったら、この作品を作ろうと思った動機が“純粋に坂口健太郎を撮ってみたかったから”という伊藤ちひろ監督のコメントに納得、やっぱりそこだったのね(笑)

ということで、理屈でなくただただ白いイメージの坂口くんを愛でる作品として楽しんで正解かも。

出てくるだけで画面が明るくなる市川実日子さんも魅力的、美々役の磯村アメリちゃんも天才子役ぶりを発揮、未山の元恋人役の齋藤飛鳥ちゃんの儚げな可愛さも印象的だった、茶トラのニャンコも可愛かったにゃ。

☆あらすじ☆
そこに存在しない「誰かの思い」を見ることができる未山は、その能力を使って傷ついた人々の心身を癒しながら、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と平穏に暮らしていた。ある日、自分の近くに謎の男が見えるようになった未山は、その思いをたどり、遠く離れた東京へやって来る。未山の高校時代の後輩でミュージシャンとして活躍するその男・草鹿は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、さらに未山の元恋人・莉子との間に起きた事件の顛末を語る。未山は草鹿を介して莉子と再会し、自らの過去と向き合うことになる。
※映画.comより

キャスト
坂口健太郎
齋藤飛鳥
浅香航大
磯村アメリ
茅島成美
不破万作
津田寛治
市川実日子

監督
伊藤ちひろ

130分

TOHOシネマズ錦糸町12 17:10〜観客15人程/147席







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