続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「クラメルカガリ」「クラユカバ」(2024/東京テアトル=ツインエンジン)

《2023年ファンタジア国際映画祭の長編アニメーション部門で観客賞・金賞を受賞した「クラユカバ」の塚原重義監督が、作家・成田良悟による同作のスピンオフ小説を原案に手がけた長編アニメーション。日々迷宮のように変化する炭鉱の町を舞台に、地図屋を営む少女カガリが風変わりな町の人々と織りなす物語を、幻想と現実が入り混じったレトロな世界観で描く。アニメ「僕のヒーローアカデミア」シリーズの佐倉綾音が主人公カガリの声優を務める。》※「クラメルカガリ」

《長年にわたり個人映像作家として活動してきた塚原重義監督が初めて手がけた長編アニメーション映画で、集団失踪事件の謎を追って地下世界「クラガリ」に足を踏み入れる私立探偵の活躍を唯一無二のレトロな世界観で描いた。「最もチケットが取れない講談師」と言われる六代目・神田伯山が主人公・荘太郎の声優を務め、アニメ「響け!ユーフォニアム」の黒沢ともよが装甲列車の指揮官タンネ役、アニメ「彼女、お借りします」の芹澤優が情報屋の少女サキ役で共演。2023年ファンタジア国際映画祭の長編アニメーション部門で観客賞・金賞を受賞。》※「クラユカバ」

これは予告編も目にしたことがなくて、塚原重義監督のこともよく知らずに「クラメルカガリ」「クラユカバ」の順で観てみたけど、2023年ファンタジア国際映画祭の長編アニメーション部門で観客賞・金賞を受賞したというだけあって、緻密に描かれた画像やレトロな雰囲気で楽しめた。

どちらも登場人物のことや世界観など把握するには61分では短すぎる気がしたけど、最近長尺な作品が多いのでこの短さは魅力的かも、旅愁や蛍の光などの楽曲が意外なシーンに使われているのもよかったというか、“この歌が映画のパンフレットのようになれば”という気持ちをこめたオーイシマサヨシさんの主題歌「僕らの箱庭」もよかった。

2本どちらも面白かったけど、六代目神田伯山さんの語りが聞けた「クラユカバ」の方が得した気分だったかも!

☆あらすじ☆「クラメルカガリ」
零細採掘業者がひしめく炭鉱町「箱庭」で生まれ育った少女カガリは、刻々と変化していく町並みを地図に書き留める「箱庭紡ぎ」を生業としている。一方、少年ユウヤは箱庭からの脱却を夢みていた。やがて2人は個性豊かな住民たちとともに、この町全体を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。
※映画.comより

キャスト
佐倉綾音
榊原優希
大塚剛央
細谷佳正
森なな子
悠木碧
寺田農
川井田夏海

監督
塚原重義

61分

G

☆あらすじ☆「クラユカバ」
探偵社を営む荘太郎は、近頃世間を騒がせている集団失踪事件の捜査に乗り出す。目撃者はおらず、犯人の意図も不明、その足取りには必ず不気味な轍(わだち)が現れる。手がかりを求めて街の地下領域「クラガリ」へ向かった荘太郎は、黒がねの装甲列車とその指揮官タンネに出会い、運命を大きく動かされていく。
※映画.comより

キャスト
神田伯山
黒沢ともよ
芹澤優
坂本頼光
佐藤せつじ
狩野翔
西山野園美

監督
塚原重義

61分

G


T・ジョイPRINCE品川4 16:00〜、17:25〜観客10人程/119席









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