特に野球好きでなくても、野球のことはよく知らなくても、あのWBCの試合の名場面の数々はまだ記憶に新しいので、スクリーンで観られるなんて感激!
お目当てはやっぱり大谷さんだったりするけど、侍ジャパンのメンバー選びの過程や普段見られないベンチ裏の様子など貴重な映像が観られたのもよかった、というか、裏に回っても大谷さんの存在が士気を上げていたのがわかってさらに好きになった。
ドキュメンタリーにありがちな、解説者が出てきて証言映像が延々と続くみたいなこともなく、あの情熱大陸や任天堂ゲームでおなじみの窪田等さんのナレーションで、試合が始まる前から優勝の瞬間までの様子が語られていたのも心地よかった、あいみょんの歌もよかったけど、エンドロールは歌でなくインストルメントなのも余韻を感じられてよかった。
結果がわかっていても、わかっているからこそ大興奮の名場面の数々に思わず拍手したり声を出したくなってしまった、これこそ応援上映で観てみたい。
本作は2017年の「あの日、侍がいたグラウンド」、2020年の「侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日」に続いてWBCに挑む侍ジャパンに密着したドキュメンタリーの第3弾ということで、そういえばそんなタイトルのドキュメンタリーが上映されたのは記憶にあるものの観ようと思うまでにはならなかったのは残念、機会があればそちらも観てみたいかも。
☆あらすじ☆
2021年12月、栗山英樹が侍ジャパン監督に就任した。誰よりも野球を愛し、選手を愛する指揮官は「世界一」を目標に掲げ、2023年3月開催のWBCに向けて進んでいく。
※映画.comより
ナレーター
窪田等
監督
三木慎太郎
130分
G
T・ジョイPRINCE品川5 16:45〜観客3割程/210席