ガールズムービーのようなポスターなのに冒頭にA24のロゴが出てきて、しかもPG12だし、なんか嫌な予感(いい意味で)しかないと思っていたけど、これは意外に好きになりそうな作品かも!
もう、主人公の女の子2人のやることなすこと刹那的でおバカなんだけど、観ているうちに寄り添うような気持ちになってしまったというか、“非難する奴ほど変態”というセリフがあったけど、本当にその通りで、変に厳しかったりする人ほど実際は不道徳だったりするような気もして、こんなふうに自分の感性に正直に生きる子たちの方が実は親身になって人の面倒を見てくれたりするんだよなぁとか思ったらなんか身内気分になってしまった。
アンジェラとその親友ジェシーを演じたマイア・ミッチェルとカミラ・モローネはキャストのオーディション中に偶然一緒にいたところ監督の目にとまって、「この2人しかいない」と即断したというだけあって息もピッタリ、しかもセクシーでかわいいところも目の保養だったりしてこれからも注目していきたいかも。
というか、“オーガスティン・フリッゼル監督のほぼ自伝的映画”って、え〜、鼻をつまみそうになるあの場面も!?とかびっくりの大爆笑シーンは観てのお楽しみ!
☆あらすじ☆
アンジェラと親友ジェシーは高校を中退し、兄やその友人と共同生活を送っている。バイトに明け暮れても極貧生活からは抜け出せないが、アンジェラはジェシーの誕生日に1週間のビーチリゾート旅行をプレゼントするため、家賃に充てるはずのお金で2人分のチケットを購入。不足分の家賃を稼ぐため無理な追加シフトを入れたものの、兄のせいで刑務所に入れられたり、誤って大麻入りクッキーを食べてしまったりと災難が続く。
※映画.comより
キャスト
マイア・ミッチェル
カミラ・モローネ
カイル・ムーニー
ジョエル・アレン
ケンダル・スミス
マシュー・ホルコム
アティーナ・フリッツェル
監督
オーガスティン・フリッゼル
原題 Never Goin' Back
86分
PG12
TOHOシネマズシャンテ3 17:20〜観客30人程/191席