続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「そして僕は途方に暮れる」(2022/ハピネットファントム・スタジオ)

《三浦大輔の作・演出、「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔主演で2018年春にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」を、舞台に続き三浦と藤ヶ谷のタッグで映画化。三浦がメガホンを取り、藤ヶ谷が裕一役で主演を務めた。》

舞台の方は2018年の3月にシアターコクーンで観劇しているけど殆ど忘れていたので新鮮だったというか、その間にも赤坂ACTシアターでの舞台「ドン・ジュアン」や世田谷パブリックシアターでの舞台「野鴨」などにも立ちながら少しずつ力をつけている藤ヶ谷くんが大健闘!

無理に映画的なスケール感を出して詰め込みすぎたりしないところもよかったというか、新宿や池袋、渋谷など東京からの、北海道の風景など映画ならではの映像も見応えがあった。

悪い人間ではないんだけど面倒ごとにぶつかるとすぐに逃げてしまうダメ男を藤ヶ谷くんが好演、舞台から引き続きの前田敦子さんや中尾明慶くんとの掛け合いもバッチリ。

藤ヶ谷くん演じる裕一以上にクズな父親役を豊川悦司さんが演じて舞台版の板尾創路さんより役にハマっていたかも!

ちなみに姉役は舞台版の江口のりこさんから香里奈さん、母親役は筒井真理子さんから原田美枝子さんに変更されていて、主演クラスの俳優さんたちでしっかり脇を固めてからの、野村周平くんが出ていたのも嬉しかった。

☆あらすじ☆
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいるが、あることをき っかけに彼女を裏切ってしまい、里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉・香、母・智子のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。
※映画.comより

キャスト
藤ヶ谷太輔
菅原裕一
前田敦子
鈴木里美
中尾明慶
今井伸二
毎熊克哉
田村修
野村周平
加藤勇
香里奈
原田美枝子
豊川悦司

122分

G

T・ジョイPRINCE品川9 18:35〜観客10人程/190席





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事