これは映画館の暗闇に癒される人すべてに捧げられたような作品で、フィルム上映のからくりなどのトリビアも面白かった。
期待を裏切らない高畑充希さんの演技はさすがというか、正直なところ、大久保佳代子さん演じる映画好きな先生はけっこう重要な役なので演技力のある女優さんが演じた方がいいかも?と思いながらも、自然体な飾らなさでこんな先生がいたら色々と相談にも乗ってもらえそうで適役だったかも。
コロナ禍がなかった時期から作品作りが始まったので制作の途中でどんどん変わっていった世界を反映させることになったそうで、全国の映画館への応援にもなっているところも印象的だった。
あらすじ
100年の歴史を持つ映画館“朝日座”。シネコンが活況の中、朝日座も地元の住民の憩いの場として多くの思い出を作るが、徐ーに活気を失っていき、支配人の森田は泣く泣く閉館を決意。そして、森田がフィルムに火をつけた時、その火に水をかける女性が現れ……
114分
監督
タナダユキ
キャスト
高畑充希
柳家喬太郎
大久保佳代子
甲本雅裕
佐野弘樹
神尾佑
光石研
吉行和子
シネスイッチ銀座1 18:00~観客5割程/271(135]席
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