続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「C.R.A.Z.Y.」(2005カナダ・モロッコ/ファインフィルムズ)

《「ダラス・バイヤーズクラブ」「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」などで知られるジャン=マルク・バレが2005年に手がけた青春ドラマで1960~70年代のカナダ・ケベックを舞台に、保守的な家庭で育った青年の葛藤と成長を、シャルル・アズナブール、デビッド・ボウイ、ローリング・ストーンズなど時代を彩った名曲の数々に乗せて描き出す。》

これは思いがけずの面白さ、2005年の作品なんだけど、どうしてこれまで未公開だったのか不思議なほど、“普通”を求めて悩む主人公が今の時代にもそのまま通じるところがあって、設定が1960年代から1970年にかけての話なのでもう音楽的にもツボで大好きな作品になりそう、特にデヴィッド・ボウイ「SPACE ODDITY」が流れるシーンとか、そこだけでももう一度観たい。

赤ちゃんから始まって、ちょっと不思議世界なところは大好きなジョージ・ロイ・ヒル監督の「ガープの世界」に被るところがあるかも、母と子、父と子、そして兄弟の物語としても楽しめた。

最後に「C.R.A.Z.Y.」のタイトルが浮かぶんだけど、一瞬なので見逃しそうなその意味に、一時停止したくなった、なるほどね!

主人公であるザック少年が大人になった時のアンドレ・グロンダンという俳優さんがキスマイの千賀くんに似てると思い始めたらもう彼にしか見えなくなって、そういえば千ちゃんも最近女子力高くなってるし、なんて思ってしまったので余計ハマってしまったのかも。

☆あらすじ☆
1960年のクリスマスに、ボーリュー家の5人兄弟の4男として生まれたザック。「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父親と過保護な母親、それぞれ文武に秀でた2人の兄と問題児の次男を観察しながら少年時代を過ごす。1970年代になり思春期に突入したザックは、自らのアイデンティティと父親の価値観との間で葛藤するようになっていく。
※映画.comより

キャスト
ミシェル・コテ
マルク=アンドレ・グロンダン
ダニエル・プルール
ピエール=リュック・ブリラント
マリループ・ウルフ
マキシム・トレンブレイ
アレックス・グラベル
エミール・バレ

監督
ジャン=マルク・バレ

原題  C.R.A.Z.Y.

129分

PG12

新宿シネマカリテ2 18:15〜観客10人程/78席




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