続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言」(2020米=英/パルコ)

《ナチス支配下のドイツ・第三帝国に参加したドイツ人高齢者たちの証言を記録したドキュメンタリー。監督は母がユダヤ人難民であったというルーツを持つイギリスのドキュメンタリー監督ルーク・ホランド》

カゴ編みレッスンの帰りに観るには少し重いかと思ったけど、鑑賞予定の映画を観るには遅くなってしまったので時間で選んでしまったけど、いずれ観る予定だったので観てよかったというか、ナチスを描いた映画はいろいろ観てきたけど、親衛隊の士官だったり強制収容所の警備兵や軍事施設職員、近隣に住んでいた民間人など実際にホロコーストを目撃した人たちの中でも最後の世代である高齢者たちへのインタビュー証言が中心になるので、こういう証言をもとにしたドラマ映画とはひと味違う生々しさで、思わず姿勢を正してしまった。


ナチス政権下に子供でナチスの精神を植えつけられて育った人たちがメインのインタビュー証言なので、自分がその立場だったらどうしただろうと色々考えさせられたけど、あってはならないことだと悔いる人たちが多いなか、ヒトラーを肯定する人物がいたということも衝撃だった。

☆あらすじ☆
母がユダヤ人難民であったというルーツを持つ監督ルーク・ホランド監督が 2008年から10年の歳月をかけて250以上のインタビューを敢行する。その対象となったのは、武装親衛隊のエリート士官、強制収容所の警備兵、ドイツ国防軍兵士、軍事施設職員、近隣に住んでいた民間人など、ホロコーストを目撃した、生存する最後の世代である高齢者たち。彼らはナチス政権下に幼少期を過ごし、ナチスの精神を植えつけられて育った。長きにわたって沈黙を続けてきた彼らが語ったのは、ナチスへの加担や受容したことを悔いる言葉だけではなく、自己弁護や言い逃れ、さらにはヒトラーを支持するという赤裸々な本音まで、驚くべき証言の数々だった。
※映画.comより

監督
ルーク・ホランド

原題  Final Account

94分

G

TOHOシネマズシャンテ1 18:50〜観客6割程/224席




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