続・とりあえずの映画鑑賞メモ

おと・な・り(2009/ジェイ・ストーム)

“はじめて好きなったのは、あなたが生きている音でした…30歳の男女の出会いを描く、等身大のラブストーリー”

《都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはない人生の岐路に立つ30歳の男女が、それぞれの生活音を耳にすることによって次第に心を通わせていく様を描く》

今日は木曜日なので大森でお姑さまの様子見してから川崎に向かいました

これは恵比寿ガーデンシネマで上映していて前から気になっていた作品だったので109シネマズ川崎で先週土曜日から19時の回の上映になってラッキー、スケジュールの変わらないうちにというわけで観てみたわけですが、麻生久美子の魅力ってやっぱり声が一番かも、あの鼻にかかった声がいいんですよね、気の利いたエンドロールが用意されているんですが、彼女の声にドキドキ、彼女がお隣りなら私も恋しちゃうかも

共演の岡田准一もよかったです、というか、この二人だけをもっともっと見ていたかったです、周りは要らないみたいな…なんて、周りを描き込むことによって二人が浮かび上がることになるんでしょうね、作りとしては上手いと思いましたが…

音を大切にする映画だと思ったのはラストの処理で、最近の邦画では群を抜いてよかったです、エンディングに、待ってましたとばかりに歌を流してせっかくの余韻を台なしにしてしまう風潮、なんとかならないかな…なんて、愚痴になりそうなのでとりあえず送信

109シネマズ川崎1 19:00~観客30人程/246席

コメント一覧

ルパン
>R&R MANさん

なるほど、言われてみればあのラスト、『街の灯』と被りますね!

いつお互いを認識するようになるか、少しずつ距離が縮まっていく様子に、観ているこちら側もドキドキ、基本的には隣の音など聞こえて欲しくないけど、こんな出会いがあるなら大歓迎だったりして…あの部屋の空間がまた良かったですよね(^-^)b
R&R MAN
あのラストは、大好きなチャップリンの『街の灯』で絶賛された手法と被るトコもあり、とても好印象でした。

なんつーか、よく似た境遇の男女が微妙な距離感で互いを意識し合う、いわば人の奇縁を描いた秀作だったと思います是。
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