続・とりあえずの映画鑑賞メモ

ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(2008)

“世界初!NYからオペラを日米欧に配信&上映!第6弾”

さて、このシリーズも残すところあと3作品、今日も朝から頑張ってバタバタしながら品川に急ぎました

今回は“世界でもっとも有名なワーグナー・ソプラノのひとり、デボラ・ヴォイト(ソプラノ)が、イゾルデをメトロポリタン歌劇場で初めて演じ、相手役に迎えるのは、アメリカ人テノール歌手ベン・ヘップナー。ジェームズ・レヴァインの指揮による、ワーグナーの美しい愛と死の物語”ということで期待満々、といっても、オペラ歌手のことはよくわからないので、映画と違って俳優さんで観るという楽しみを味わうまでには至ってませんが…というか、トリスタン役がベン・ヘップナーからロバート・ディーン・スミスに変更となったとのこと、誰が誰やら、ですが、内容的には去年か一昨年だったかに映画でも観たので少しは糸口もつかめたし、幕あいのインタビューや、特殊なセットを何時間もかけて組み立てられた様子を早回しフィルムで見せてくれたりして楽しめましたが、今回に限って、演出ディレクターが、マルチスクリーン手法にこだわったので、ここぞという場面になると、まるで映画のようにフレームが切り取られて、舞台上の人物を何人も同時にズームアップするんですよ

オーケストラ席と観客席と舞台を同時にマルチスクリーンで、というなら、それはそれで興味深いけど、登場人物をわざわざズームアップしたり切り取ったりというのは、私の好みからすると余計なお世話だったかも?

まあ、好みもあるので、これはこれで楽しめたという人もいるだろうし、演出ディレクターもオペラへの“愛”があってこその試みなんでしょうが…1回限りでお願いしたいです、次回はいよいよ「ラ・ボエーム」です、楽しみ

日本語字幕
上映時間:約5時間35分(休憩2回)
MET上演:2008年3月22日(日本時間23日)

指揮:ジェームズ・レヴァイン

演出:ディーター・ドルン
イゾルデ:デボラ・ヴォイト
ブランゲーネ:ミケーレ・デ・ヤング
トリスタン:ロバート・ディーン・スミス
クルヴェルナル:アイケ・ヴィルム・シュルテ
マルケ王:マッティ・サルミネン

品川プリンスシネマシアターZERO 12:00~観客4割程/273席
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