2020年に撮影した木星・土星・火星の写真で写りの良いものを載せました。
12月14日晴れ時々曇り一時小雨。今年の惑星撮影のまとめとしまして撮影した惑星写真の中から写りの良いものを選んで載せることにしました。
機材は20cmドブソニアン望遠鏡とASI290MC動画カメラです。
今夏に火星準大接近用にNEXIMAGE5カメラからASI290MCカメラへ買い替えました。
結果は動画カメラ変更で今までよりも惑星の写り・発色が良くなりました。思い切って買い替えて良かったと思います。
課題はいかに良いシーイング状態で撮影するかです。
木星・土星・火星の撮影はシーイングの影響を大きく受けます。パソコンモニターに映る像が踊りまくっている時は良い写りになりません。
地上付近に風がなくても上空の大気の揺れが大きくてダメな時もあります。最終的にはパソコンモニターに映る像を見て撮影するかどうか判断することになります。
今季撮影した惑星写真の中から選んだもの3コマを添付します。
(拡大率は一致していません)
①木星
2020年8月18日20時36分
露出21.9ms×250/500フレーム×5コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN250 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温30℃ ※キャプチャエリア968×548
②土星
2020年8月9日22時16分~23分
露出89ms×250/500フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN250 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元有)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温28℃ ※キャプチャエリア968×548
③火星
2020年10月18日19時30分~37分
露出1.2ms×500/1000フレーム×20コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温13℃ ※キャプチャエリア480×274、下が北