新星空の友

最盛期の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)薄明中と薄明終了後を載せました

 愛知県茶臼山で撮影した最盛期(10/14)の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)薄明中と薄明終了後を載せました。
 12月19日晴れ時々曇り。10/14茶臼山で撮影した23A3彗星の写真がたくさんありますので、未公開写真をソフト現像して載せることにしました。
 135mm望遠レンズで固定撮影した写真で薄明中と薄明終了後のものでは彗星の写りが大きく違います。
 薄明終了後の方が彗星の細部が写し出されています。彗星は余分な光がない方が細部まで鮮明に観えて写ります。
 同じ場所で撮影しても空が暗いほどよく写ります。
 この違いを写真にしてみました。
 現地の当日の日の入り時刻は17時16分です。
 薄明中(日の入り50分後)と薄明終了後(日の入り69分後)の二つの写真で写り具合の違いを比較してみました。
 
 写り具合を比較した写真2コマを添付します。

 見ての通り、薄明終了後の彗星の方がはるかに細部まで鮮明に写っています。
 彗星の観察・撮影は少しでも暗い空で行うことが有利になることが判ります。(実際は好条件で行うことは難しいですが)
 読者の方に参考になればと思います。

①薄明中の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)

2024年10月14日18時01分44秒~48秒
露出0.4秒×6コマ 135㎜ F2(絞り2.8)固定撮影
トリミング無 ISO1600 愛知県茶臼山 気温13℃
※日の入り50分後

②薄明終了後の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)

2024年10月14日18時25分15秒~25秒
露出1.3秒×7コマ 135㎜ F2(絞り2.8)固定撮影
トリミング無 ISO1600 愛知県茶臼山 ※日の入り69分後

 





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