夜明け前、250mm望遠レンズと20cmドブソニアン望遠鏡でスピカ食を撮影しました。
12月25日夜明け前、快晴。目覚ましで午前2半前に起床してスピカ食を撮影しました。
天気予報通り、晴れました。やっと真冬の寒さが来て寒いですが、防寒をしっかりして撮影に臨みました。
スピカ潜入は低空で事前に調べて自宅から観えませんので、自宅近くの見晴らしの良い場所へ行きました。
250mm望遠レンズと三脚で固定撮影です。
3時12分過ぎからの潜入予報ですので、少し早めから連写撮影を繰り返しました。
うまく写ったかどうかは後でチェックします。潜入開始から潜入終了までわずか6秒です。予報がずれますと、潜入直前が撮影できません。
潜入完了後より少し過ぎてからカメラモニターで写ったかどうかチェックしました。
結果は潜入直前の連写1回分にスピカが写っていました。予報よりも潜入が後ろへずれました。1回分でも写りましたので、良かったです。
先日の土星食のように面積のある食は撮影時間の幅が確保できますが、恒星はほぼピンポイントですから、撮影が難しいです。
潜入撮影終了してから自宅へ戻りました。
今度は20cmドブソニアン望遠鏡を庭へ出して出現後の撮影準備しました。出現後は望遠鏡で撮影できる地平高度です。
250mm望遠レンズとドブソニアン望遠鏡の両方を使って撮影します。
出現後までの約1時間の待ち時間にM3球状星団のテスト撮影を行いました。(結果は別途掲載予定です)
テスト撮影終了直後に新聞配達のバイクの人が来ました。挨拶して新聞を直接受け取りました。撮影中でなくて良かったです。
出現開始の予報時刻4時13分前になりました。
早めに250mm望遠レンズで連写撮影しました。予報ずれを見込んで撮影しました。
撮影後のチェックで出現直後のスピカが写っていました。予報よりも数秒早く出現完了しました。
次にドブソニアン望遠鏡を使って出現完了してから少し時間経過後のスピカと月を撮影しました。
これで予定しました撮影は全部完了しました。
この後、機材を片付けて朝まで就寝しました。
撮影した写真5コマを添付します。
どうぞご覧下さい。
①スピカ食(潜入直前)
2024年12月25日03時12分22秒 露出1/100秒×5コマ 250㎜ F5.6 固定撮影
トリミング ISO400 自宅 気温1℃
②スピカ食(出現直後)
2024年12月25日04時14分03秒~04秒 露出1/80秒×6コマ 250㎜ F5.6 固定撮影
トリミング ISO400 自宅
③スピカ出現後と地球照
2024年12月25日04時15分31秒~38秒 露出0.8秒×8コマ 250㎜ F5.6 固定撮影
トリミング ISO400 自宅
④スピカ出現後(ドブソニアン望遠鏡にて)
2024年12月25日04時16分12秒~14秒 露出1/100秒×7コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 F6 トリミング ISO400 自宅
⑤スピカ出現後と地球照(ドブソニアン望遠鏡にて)
2024年12月25日04時17分21秒~28秒
露出0.8秒×8コマ 20cmドブソニアン望遠鏡 F6
トリミング ISO400 自宅