20cmドブソニアン望遠鏡で砂嵐の発生した火星を撮影しました。
11月16日夕方、快晴。火星で砂嵐が発生しているとのネット情報を知って火星を撮影することにしました。
夕食をいつもより早めに済ませ、ドブソニアン望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
パソコンモニターで火星像を見ますと、アリンの爪が見えます。オーロラ湾付近の砂嵐は判りません。南極冠は小さいながらもハッキリ見えます。
ASI290MC動画カメラでたくさん動画撮影しました。後でソフト現像処理して砂嵐をチェックします。
撮影後は、まだ時間が早かったですから、片付けていつものウォーキングへ出掛けました。
夜、ソフト現像処理しました。
初めは写真を見ても砂嵐がどれか判りませんでした。以前に撮影した写真と見比べたり、他の人のネット写真を見て砂嵐を捜しました。
判りました。写真右側中央の黄色い横筋が砂嵐の模様でした。局地的に発生したようです。横筋模様を見ますと、今回は2年前の砂嵐で火星の地形模様が見えなくなることはないように思います。
準大接近してから遠ざかる火星は写真の写りが急に良くなりました。やはり太陽光の当たり方の違いでしょうか。ディテールが鮮明になっています。
撮影した写真を添付します。
砂嵐発生の火星
2020年11月16日18時31分~37分
露出1.4ms×500/1000フレーム×12コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温18.5℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北