師走に入りもう一度、20cmドブソニアン望遠鏡で火星の砂嵐を追跡撮影しました。
12月1日晴れ。先日(11/28)の火星はシーイングが良くありませんでしたので、最新の砂嵐の火星を撮影することにしました。
火星撮影は11月末で終了予定でしたが、砂嵐発生により少し延長します。どう変化するか興味深いところです。
風もなくて撮影条件は良いと思いましたが、パソコンモニターに映る火星を見ますと、南極冠や大シルチスの模様があまり判りません。像の揺らぎは少ないです。上空の大気の影響でシーイングが良くないのでしょうか。
記録撮影のつもりで動画撮影を繰り返しました。
夜、ソフト現像処理しました。
火星像は思っていたよりはきれいに写っていました。
撮影した写真を添付します。
砂嵐は先日(11/28)とあまり変化はないようです。
南極冠も氷が解けて小さくなりました。
火星の視直径も準大接近の頃より随分小さくなりました。
もうしばらく(12/15頃まで)追跡撮影しようと思います。
もう一度、砂嵐の火星
2020年12月01日20時39分~42分
露出1.2ms×500/1000フレーム×12コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温9.5℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北