愛知県の設楽町段戸山で撮影できた黄道光(こうどうこう)を載せました。
6月3日曇り。梅雨入り前の晴れない天気ですので、過去に撮影した写真の中から黄道光の写真を載せることにしまた。
2018年秋の夜明け前に偶然撮影した写真です。21Pジャコビニ・チンナー彗星の撮影に行って、彗星撮影後、10mm広角レンズで東天の冬の星座と天の川を固定撮影した写真に写り込んでいました。
現地で撮影した時は、段戸山で見たことないくらい天の川がものすごくきれいに見えていると思っていました。
自宅でソフト現像処理して写真を見ますと、天の川の左に異様に明るい大きな三角形の光芒がありました。これが黄道光でした。
他の人の写真では見て知っていますが、初めて実物を見たことになります。ものすごく白くきれいに見えていた天の川と思ったものが黄道光でした。
黄道光は、夜明け前の東天か日没後の西天で澄み切った暗い空で見えます。秋の東天か冬の西天が見えるチャンスです。黄道(天球上の太陽の通り道)付近のチリが太陽光で反射して見える光芒が黄道光です。天の川より淡いです。
愛知県の段戸山で黄道光が見えるとは知りませんでした。
もう一度、見て撮影してみたいものです。
過去に撮影した写真2コマを添付します。
山の上に見える左から右へ立ち昇る大きな三角形の光芒が黄道光です。オリオン座の左側は天の川が立ち昇っています。
①東天の冬の大六角と黄道光
2018年9月19日03時45分32秒~46分20秒
露出20秒×2コマ 10㎜ F4.5 ケンコープロソフトンA(W)フィルター
ISO6400 設楽町段戸山 気温12℃
②冬の大六角・すばると黄道光
2018年9月19日03時54分32秒~55分31秒
露出25秒×2コマ 他データは①と同じ