渥美半島の伊良湖へ車で行ってカノープスを観察・撮影してきました。
2月24日薄雲のある晴れ。夫婦で1泊で伊良湖へ海の幸を食べてカノープスを見る旅行に行ってきました。
国内の新型肺炎流行の兆しがある中で旅行してきました。マスク・手洗いと消毒に気を付けて行動しました。宿泊しましたホテルもマスク・消毒に注意を払っていました。
りゅうこつ座カノープスは19時頃から南の空低空にいます。観察・撮影を逆算して、入浴を早く済ませ夕食を18時半頃までに食べました。後は天気次第です。
19時頃、ホテル屋上の星空テラスへ上がって南の空をチェックしました。薄雲が低空に掛かっていてオリオン座まで薄雲状態でした。
南の空低空を眼視観察しましたが、カノープスは判りません。小型双眼鏡で捜しました。山の稜線の少し上にいました。オレンジ色したカノープスです。
伊良湖へ数回カノープス目的で来ていますが、ここではまだ見たことがありません。やっとカノープスと対面できました。妻も双眼鏡でカノープスを観察しました。
カノープスは中国で「南極老人星」、「寿老人星」と言われている星で、この星を見ると長生きできると言い伝えがある縁起の良い星です。ですから、一度は見てほしいと思います。
オリオン座ベテルギウスの光度もチェックしました。光害の自宅で観察するよりもベテルギウスの光の玉が大きく見えます。光度はベラトリックス(光度1.6等)よりも明るいです。光度1.3~1.4等と見積りました。
撮影はホテルの星空観察会が始まる前に終了しました。
そして、1泊して朝食をいつもよりもたくさん食べて帰宅の途に着きました。
撮影した写真2コマを添付します。(拡大しますと、よく判ります)
①カノープスと大犬座
2020年2月24日19時18分46秒~59秒
露出13秒×2コマ 16㎜ F2.8(絞り3.5)
ケンコープロソフトンA(W)フィルター 固定撮影 トリミング
ISO6400 愛知県休暇村伊良湖
②カノープスと冬の大三角
2020年2月24日19時39分42秒~55秒
露出13秒×2コマ 10㎜ F4.5
ケンコープロソフトンA(W)フィルター 固定撮影 トリミング
他データは①と同じ ※山上の光はホテル照明