20cmドブソニアン望遠鏡で撮影したシリウス伴星の露出の違いによる写真を載せました。
3月18日強風の快晴。先日(3/16)撮影したシリウス伴星の写真が露出別にたくさんありましたので、露出別の写りの違いを確認する写真を載せることにしました。
当日の夜は今季最高のシリウス伴星観察・撮影日和になりました。シーイング最良でした。
同じGAINで露出を変更しますと、短露出ではシリウス主星が小さく写ります。長露出では主星が大きく写って伴星との隙間が狭くなります。露出が長すぎますと、伴星が主星と重なってしまいます。
いろいろ露出を変更して試験撮影して適正露出を決定します。(空の状態でも適正露出は変わります)
何年かのシリウス伴星撮影経験から大体の適正露出は判っています。
撮影した写真3コマを添付します。
読者のシリウス伴星撮影の参考になれば幸いです。
①シリウス主星と伴星(露出15.3ms)
2024年3月16日21時01分~02分
露出15.3ms×250/500フレーム×6コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温14℃ 上が北
※キャプチャエリア544×548
②シリウス主星と伴星(露出30.2ms)
2024年3月16日21時03分~05分
露出30.2ms×250/500フレーム×6コマ
他データは①と同じ
③シリウス主星と伴星(露出45.0ms)
2024年3月16日21時05分~08分
露出45.0ms×250/500フレーム×6コマ
他データは①と同じ