新星空の友

アンドロメダ座γ星(アルマク)とケフェウス座β星の二重星を撮影しました

 5年ぶりにアンドロメダ座γ星(アルマク)とケフェウス座β星の二重星を観察・撮影しました。
 10月30日晴れ。晴れの日が続きましたので、20cmドブソニアン望遠鏡で秋の二重星、アルマクとケフェウス座β星を観察・撮影することにしました。木星・火星撮影は一時中断です。
 アルマクは白鳥座アルビレオと同様に色のきれいな重星です。観察お勧めの星です。
 アルマクをドブソニアン望遠鏡で×48倍で観察しますと、分離できませんでした。×120倍でオレンジ色と水色の星に分離できました。
 ケフェウス座β星は北極星の上の方にありました。×48倍で分離できました。口径5cm級で分離できる星です。
 撮影は20cmドブソニアン望遠鏡のコリメート撮影です。重星はコリメート撮影で楽に撮影できます。

 撮影した写真2コマを添付します。

 今回は試験的に露出3段階の写真をコンポジット(複数枚合成)処理しました。これにより星が丸みを増しました。

①アンドロメダ座β星、アルマク(重星)
2022年10月30日19時52分01秒~54分14秒
露出(1/5秒+1/6秒+1/10秒)×6コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピース NPL6㎜
35㎜ F4.5 コリメート撮影 トリミング ISO3200 自宅
気温12℃ ※アルマク2.3-4.9等、角距離10秒

②ケフェウス座β星(重星)

2022年10月30日20時33分09秒~33分57秒
露出(1/5秒+1/6秒+1/10秒)×6コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピース NPL6㎜
35㎜ F4.5 コリメート撮影 トリミング ISO6400 自宅
※β星3.3-8.0等、角距離13.7秒

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