新星空の友

海王星食を観察・撮影しました

 20cmドブソニアン望遠鏡で海王星食を観察・撮影しました。
 12月9日夕方、快晴。前日の土星食に続いて海王星食を自宅で観察・撮影することにしました。
 まだ明るい16時半過ぎから望遠鏡を準備しました。月以外に星は見えませんので、架台は簡易据え付けにしました。水準器使用せずに大体水平程度にしました。
 本日((12/9)も直接焦点撮影で撮影します。月を写野に入れれば潜入前の海王星(光度7.9等)は判ります。
 一眼デジカメを望遠鏡に取り付けて17時15分頃に試写しました。
 カメラモニターでチェックしますと、海王星は左下に写っていました。
 潜入予報時刻前から連写撮影を繰り返しました。潜入後予報時刻よりも多めに撮影しました。
 海王星は潜入しましたので、出現時刻までの約1時間休憩です。平屋の新築の家へ入って休憩しました。
 妻は撮影片付け終了の18時45分頃に合わせて夕食の準備しています。妻には事前に撮影スケジュールを話してあります。
 出現予報時刻前に庭へ出て撮影再開準備しました。
 出現位置は事前に調べてありますから、構図を合わせました。
 出現時刻予報時刻前から連写撮影再開しました。
 露出時間は潜入前と大体同じにしました。海王星は暗いですから、土星よりも露出長めです。
 撮影した写真をカメラモニターで拡大してチェックしましたが、月明かりが明るくて海王星の点像は判りませんでした。
 後でソフト現像処理して確認します。
 出現予報時刻が経過して18時25分過ぎに撮影終了して機材を片付けました。それから、夕食にしました。
 夜、写っているかどうか確認の簡易的なソフト現像処理を行いました。潜入・出現両方共に写っていました。
 翌日(12/10)ソフト現像処理して写真にしました。
 廉価な20cmドブソニアン望遠鏡が大活躍しています。(廉価でも十分に写真になっています)

 撮影した写真2コマを添付します。

 今月は12/14未明にすばる食、12/25未明にスピカ食もあります。星食月間です。
 未明の天文現象ですが、天気が良ければ撮影に挑戦しようと思っています。

①海王星、潜入直前

2024年12月9日17時19分32秒~35秒 露出1/4秒×6コマ 20cmドブソニアン望遠鏡 F6
トリミング ISO800 自宅 気温9℃

②出現後

2024年12月9日18時24分39秒~41秒 露出1/5秒×5コマ 20cmドブソニアン望遠鏡 F6
トリミング ISO800 自宅
 




 


 

 
 


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