ε-130D望遠鏡とQBPフィルターでチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)とM35・NGC2158接近を撮影しました。
10月15日快晴。QBPフィルターでチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)の尾が写り易くなるかどうかの確認を兼ねて、67P彗星とM35・NGC2158散開星団接近を撮影することにしました。
昨夜(10/15~16未明)は雲一つない快晴でした。67P彗星に的を絞って深夜に撮影しました。
空にはオリオン座が昇って来ていました。すばる星も7個ぐらい肉眼で観えました。双子座のカストル・ポルックスも昇ってきました。もう冬の星座です。
試写してカメラモニターでチェックしますと、67P彗星が写っていました。コマは判りますが、尾は確認できません。
購入して届いたばかりのタイマーリモートコントローラーを使って連写撮影しました。
タイマーリモートコントローラーは正常に使えました。
撮影した写真2コマ(拡大写真含む)を添付します。
QBPフィルターの方がLPR-Nフィルターよりも尾は写り易いようです。
彗星光度はステライメージ9ソフトで自動測定しますと、9.4±0.4等です。QBPフィルターの方が明るく写るようです。
①チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)とM35・NGC2158接近
2021年10月15日25時00分22秒~08分46秒 露出25秒×20コマ ε-130D F3.3
QBPフィルター トリミングISO3200 自宅 気温18℃
②チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)拡大
データは①と同じ メトカーフコンポジット