宵空で月(月齢1.4)・水星と金星の接近を撮影しました。(月齢は標準時正午)
5月24日晴れ。夕食後、西空に雲がありましたが、水星が見えるかもしれないと思って、車で自宅近くの高台「カノープスの見える丘」へ行きました。
デジカメと三脚を車から出して西北西の低空を見ました。月と金星が見えました。
早速、試写しました。月と金星の上に水星が写っていました。空をよく見ますと、水星が金星の左上に肉眼で見えました。双眼鏡を持参しましたが、使うことなく水星が見えました。
雲が行き交う中でタイミングを見て連写撮影しました。レンズは28㎜広角です。露出を数通り替えて撮影しました。後で良い画像を選びます。
現地へ来て水星が見えなければ、あきらめて帰るつもりでした。やはり思い切って現地へ来て良かったです。2年ぶりに同じ場所で水星を見ることができました。
撮影した写真2コマ(拡大写真含む)を添付します。
尚、水星は6/4に東方最大離角を迎えます。その頃までが地平高度が高く見つけ易いです。見たことのない人は夕空薄明の西北西を捜してみてはいかがでしょうか。
①月(月齢1.4)・水星と金星接近
2020年5月24日19時35分29秒
露出1/10秒×4コマ 28㎜ F2.8(絞り3.5) トリミング
ISO800 大府市 気温21℃ ※金星の下は雲です。
②月・水星と金星接近の拡大
データは①と同じ