20cmドブソニアン望遠鏡で「月面V・X・小V・L」が撮影できました。
2月19日夕方、快晴。17時過ぎから「月面X」等の観察・撮影に挑戦しました。
天文情報で17時半頃から「月面X」が観えるとのことであり、薄明前のまだ明るい月を望遠鏡で×30倍で覗きました。その結果、「月面V・X・L」が全部観察できました。
空はまだ明るい水色ですが、ハッキリV・X・Lが一緒の時間帯に観察できました。
以前に観察した時は、V・X・Lが時間がずれて観えてきましたが、本日(2/19)は一緒に観えました。
撮影はコリメート方式で行いました。露出を何通りか変えて連写撮影しました。
ソフト現像処理しますと、私が名付けた「月面小V」も写っていました。眼視観察の時は気付きませんでした。
尚、「小V」は他の人が「E」(逆さのE)と言っていますが、私にはVと見えます。(2/20追記)
撮影した写真3コマを添付します。(2/20写真③追加)
写真①は薄明時の撮影で「月面V・X・小V・L」と月面との明暗差が大きいため、V・X・小V・Lを適正露出にしますと、月全体が露出オーバーになりました。
写真②はV・X・小V・Lと月面がきれいに写りました。
①月齢6.3の「月面V・X・小V・L」
2021年2月19日18時12分29秒
露出1/500秒×7コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースNPL40㎜ 33㎜ F4.5 トリミングISO400
自宅 気温4℃
②「月面V・X・小V・L」拡大撮影
2021年2月19日18時38分12秒
露出1/160秒×6コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースSP25㎜ 33㎜ F4.5 トリミングISO400 自宅
③「月面X」拡大
2021年2月19日18時27分25秒
露出1/125秒×5コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースSP25㎜ 33㎜ F4.5 トリミングISO400 自宅