光害の自宅でアトラス彗星(C/2020 M3)とオリオン座三ツ星の一つ、右側のδ星(ミンタカ)接近を撮影しました。
11月10日夜、快晴でした。20M3アトラス彗星とリゲル接近は撮影できませんでしたので、ミンタカとの接近を撮影するチャンスを待っていました。
当日の撮影時刻はオリオン座三ツ星の地平高度が30度ぐらいになる22時以降としました。
先に入浴を済ませ、21時半過ぎまでテレビを見て待機しました。時間になりましたので、ε-130D望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
空は快晴です。雲一つありません。しかし、冬のように寒いです。防寒着を着て手袋もしました。
ミンタカを目印にして構図決めして試写しました。
カメラモニターをチェックしますと、同じ構図内に20M3アトラス彗星が写っていました。この構図で撮影したかったです。
連写撮影しました。彗星の移動確認写真も撮影しました。そして、もう一度ミンタカとの接近を連写撮影しました。後から撮影した写真の方が彗星の地平高度が高くなり露出時間を長くできました。
撮影した写真(露出時間の長い方)を添付します。
彗星光度はステライメージ8ソフトで自動測定しますと、9.5±0.2等です。
コマ径は写真から測定しますと、角度にして7分です。今回、尾は確認できませんでした。
アトラス彗星(C/2020 M3)とミンタカ接近
2020年11月10日23時25分42秒~28分59秒 露出13秒×16コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルター ISO1600 トリミング自宅 気温9.5℃