10日ぶりに遠ざかる火星を撮影しました。
11月9日晴れ時々曇り。11月になって初めて火星を撮影することにしました。
準大接近が過ぎて火星撮影を休憩していましたが、11月中はある程度の間隔で記録撮影しようと思います。
夕食後、火星の地平高度が40度になるのを待って20cmドブソニアン望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
冷たい風が少し吹いていますので、防寒着を着て撮影することにしました。まだ秋ですが、体感としては冬の感覚です。
パソコンモニターで火星像をチェックしました。像は少し揺れていますが、小さい南極冠が見えて模様もまあまあの感じで見えました。
火星像は撮影しても良いレベルと判断して動画撮影を繰り返しました。
火星像が小さくなってきていますので、最も大きく写るキャプチャエリア320×240で初めて撮影してみました。
撮影は約30分で終了して片付けしました。
撮影した写真を添付します。
火星の地形模様が意外とハッキリ写りました。今季一番の写りです。
写真中央が太陽湖付近です。
火星の写真右下のオリンポス山(火星最大の山)がハッキリ見えています。
太陽光の当たり方の違いで地形模様が写り易くなったのでしょうか。
遠ざかる火星
2020年11月09日19時44分~46分
露出1.4ms×500/1000フレーム×10コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温11.5℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北