ZTF彗星撮影後、ε-130D望遠鏡でガリレオ衛星、土星の衛星等も撮影しましたので、載せました。
10月20日快晴。試験撮影でガリレオ衛星、土星の衛星、白鳥座のアルビレオ(重星)と北極星(重星)を撮影し、どの程度写るか確認しました。
土星の衛星や重星は今まで主に20cmドブソニアン望遠鏡で撮影しています。
ε-130D望遠鏡は口径13cm、f430mmです。どの程度写るのでしょうか。
撮影の翌日(10/20)、ソフト現像処理しました。
ガリレオ衛星は楽に写ることは判っています。
土星の衛星や重星(角距離30秒前後)が意外と写りました。20cmドブソニアン望遠鏡でなくても撮影できました。新しい発見です。
ε-130D望遠鏡(赤道儀付き)であれば、写真の南北方向が決めてありますので、位置角が角度補正しなくてもすぐに判ります。これは便利だと思いました。使い道があるようです。
試験撮影した写真4コマを添付します。
写真の拡大率は①~④共に同じにしてあります。
アルビレオはきれいに写りました。
①木星のガリレオ衛星
2022年10月19日18時40分22秒~25秒 露出0.3秒×6コマ ε-130D F3.3 QBPフィルター
トリミング ISO800 自宅 気温16℃ ※上が北
②土星の衛星
2022年10月19日18時42分57秒~43分02秒 露出0.6秒×6コマ ε-130D F3.3
QBPフィルター トリミング ISO1600 自宅 ※上が北
③アルビレオ(重星)
2022年10月19日19時19分37秒~40秒 露出0.5秒×5コマ ε-130D F3.3 QBPフィルター
トリミング ISO1600 自宅 ※上が北、角距離34.6秒
④北極星(重星)
2022年10月19日19時23分45秒~49秒 露出0.6秒×5コマ ε-130D F3.3 QBPフィルター
トリミング ISO1600 自宅 ※上が北、角距離18.3秒