最近の星空観察・撮影と光害になる街灯について書きました。
2月17日晴れ時々小雪舞う。星空観察・撮影している者から見て夜の街灯は気になるところです。
夜空が明るいと星がよく見えず、写真撮影も長露出できず、暗い星や彗星の淡い尾等が写りませんから。
私は健康維持の面から夕方のウォーキングを日課にしています。最近暗くなってからのウォーキングで街灯の数がたくさん増えたことに気付きました。
よくチェックしますと、従来の蛍光灯からLED照明へ変更された所と新たに街灯追加された所が多数あります。
自宅のすぐ近くも街灯がLED照明に変更されました。丁度変更工事直後の業者の人に会いました。
私が自宅で星空撮影しているから光害防止照明(パナソニック製)にしてほしいと頼みました。業者の人は、市から委託されて市の指定品を取付けているとの話でした。(問い合わせは電柱の電話番号へとのことです)
夜、自宅近くのLED街灯をチェックしますと、蛍光灯よりも白い光が強くなっています。街灯の向きは蛍光灯の時よりは下向きになっています。当面、様子見です。自宅の星空観察・撮影は自宅の建物で強い光は遮光できていますが、それでも夜空へLED光が漏れています。
防犯のために街灯を増やしたり、照明交換頻度低減・省エネのためにLED街灯に変更することは判ります。
しかし、これ以上夜空を明るくしてほしくないと思います。星空がどんどん少なくなっていきます。星空は自然環境の一部であって地球の財産です。
ウォーキングコースの街灯をチェックしますと、街灯の隣約5mの位置に街灯追加されていたり、各家の門灯で明るいにもかかわらず街灯が追加されている所が何ケ所かあります。
工事関係者は、夜回りチェックして本当に必要な所に街灯を取付けてほしいものです。
できれば街灯も夜空へ光漏れしない光害防止タイプを取付けてほしいものです。すでに星空で町おこししている市町村は光害防止街灯取付けを推進しています。
今でもISS(国際宇宙ステーション)が撮影する夜の日本列島は明るい光の塊になっています。これほどまでに街灯や照明が夜空を照らしていることになります。
できることならば、子どもの頃のように夜空を見れば天の川の白い筋模様が普通に見えるようになってほしいと願うばかりです。
以上、最近の夕方のウォーキング中に気づいた街灯に関して書いてみました。