今季(2022年)、火星の大シルチスの観察・撮影できる日を調べて載せました。
10月18日晴れ。火星が中接近中で12/1最接近しますので、今季の火星で一番観察・撮影したい大シルチスの観察・撮影できる日をステラナビゲータ11ソフトのシミュレーションで調べてみました。
大シルチスの観察・撮影できる日は次の通りです。
①11/5~9頃の21時30分~23時30分頃
②12/7~11頃の19時~21時頃
時間帯によってはアリンの爪と大シルチスが一緒に観察・撮影できます。
最接近の12/1は大シルチスは観察・撮影できません。
11/8皆既月食復元途中に火星の大シルチスが観察・撮影できます。
尚、月刊誌「天文ガイド」11月号「火星の地球接近の動き」の図中の火星の欠け方向が左右逆になっているようです。火星の絵を見て気付いて、他の人のネット写真で確認しました。
北が上の時、火星が衝になる前は右側(西側)が火星の欠け側になります。
前回準大接近(2020年)の火星の大シルチス写真を添付します。
写真で地球のインドに似た地形が大シルチスです。
今季も中接近の大シルチスを観察・撮影してみたいです。
火星の大シルチス(2020年撮影)
2020年10月18日19時30分~37分
露出1.2ms×500/1000フレーム×20コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元有)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温13℃ ※キャプチャエリア480×274、下が北