天体撮影に使用している一眼デジカメのタイマーリモートコントローラーについて書きました。
10月21日晴れ。長時間露出用リモートスイッチ(レリーズ)故障により新品へ買い替えと同時にタイマーリモートコントローラー(キヤノン純正品)を購入しました。
APS-C一眼デジカメに取付けるリモートコントローラーアダプター(端子サイズ変換ケーブル)も一緒に購入しました。(私のデジカメはAPS-Cサイズです)
このアダプター(変換ケーブル)は何年か前にメーカへのアンケートで要望していたことが実現してできたものです。
今までは仕方なく中国製のキヤノンAPS-C用タイマーリモートコントローラーを使用していました。
今回のリモートスイッチ故障を機会にキヤノン純正のタイマーリモートコントローラーを購入した次第です。
今まで使用の中国製タイマーリモートコントローラーは露出「BULB」で長時間露出(例えば25秒)しますと、実際の露出時間が24.6~24.9秒と設定時間より短くバラツキも大きくなっていました。特に連写で最初の1ショット目が露出誤差最大になる傾向でした。
この設定誤差を見込んで露出設定値+1秒で実用上使用していました。
今回購入したキヤノン純正のタイマーリモートコントローラーを実際の天体撮影に使用してみました。
その結果、「BULB」で長時間露出しますと、設定誤差は-0.1~-0.2秒(例えば、25秒設定で24.8~24.9秒)でした。最初の1ショット目も他のバラツキの範囲でした。キヤノン純正品も設定値+1秒で設定した方が良いことが判りました。
但し、「BULB」設定でなく30秒以内の既定ダイヤル値(例えば30秒)の時は、露出誤差ゼロで使用できます。これは中国製のものも同じです。
結局、露出時間が30秒以内の既定ダイヤル値の場合は、「BULB」を使用しないで既定ダイヤル値設定の方が正確な露出時間になると思います。
尚、今回遅延タイマーを5秒設定して天体撮影しました。この遅延タイマーを使用しますと、シャッターぶれが防止できて撮影に便利なことが判りました。これから遅延タイマーを使おうと思います。(調べますと、中国製のものにも遅延タイマー機能は付いていました)
今回の購入でタイマーリモートコントローラーが2個になりましたが、両方共使用しようと思います。
撮影した写真を添付します。
タイマーリモートコントローラー等